不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/26

    森 健美

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    ご相談拝見させていただきました。

    賃貸か購入は迷いますよね。

    ○将来的に売却の可能性が有る
    ○広さよりも管理のしやすさや立地を重視

    となるとマンションの方が理想的です。

    マンションの場合、

    ○比較的駅近物件が多い
    ○買取り再販業者も多く、買い手がつきやすい(価格次第)
    ○築20年程度を底として、横ばいの価値になる傾向がある
    ○戸建のように自分で管理する必要がない
    ○バリアフリー設計、段差が少ない

    など、老後の生活や売却を考慮すると戸建よりも身動きがとりやすいです。

    ○新築、築浅は高い
    ○予算は出来る限り抑えたい

    となりますと、国立周辺ですとどうしても高くなる傾向がありますので、少しエリアを広げて検討していただく選択肢も良いかと思います。
    中央線に比べ、青梅線、西武線沿線は価格が安く、取引においても比較的安定しています。

    ○売れるのか、貸せるのか

    と言った点ですが、ご自身が購入または借りたいと思う条件に合致する物件を探すことで、リスクを減らすという方法も良いかと思います。

    ○駅近、近隣施設が充実
    ○大手分譲
    ○総戸数が多い
    ○築年数が浅い
    ○オートロック、宅配ボックス設置

    売れない、貸せないということはよほどの地方や特殊な物件は別ですが、不動産実務上ほぼありません。

    ○価格
    ○家賃

    次第になります。

    自己資金の状況にもよってですが、

    ○20年後に売却できる金額

    など、下落リスクも考慮して購入すれば、大きな損失を出すようなことも避けることが可能です。

    購入した場合には住宅ローンの場合は団信がつきますので、万が一の時に資産を残すことができますが、賃貸ですと収入の減少や家賃負担が重荷になり引っ越しの必要性なども出てきます。

    起きるかもわからないですし難しいところですが、老後の生活を想像したとき”こうなっていたら嫌だな”と一番に思い浮かぶことをできる限り避ける選択を優先することも良いのではないでしょうか。

    何事もそうですが、まずは物件を見たり、保険を考えたり、実際に行動に移すことが大切です。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/24

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    賃貸と購入どちらが良いかについては賛否ありますし、また双方にメリットとデメリットが存在しますので最終的には当事者が判断されることです。一方で、住宅ローンを利用して不動産を購入する場合、一定の期限が存在する点については理解しておく必要があります。

    まず、フラットを除く一般的な住宅ローンは団体信用生命保険への加入が必須となります。そのため、健康を損なった場合には利用できない可能性があります。つまり、健康でなければローンを利用して住宅を購入できないのです。

    また、住宅ローンには申し込み時の年齢に制限が設けられており、一般的な金融機関は満51歳未満です。

    年収があっても健康状態と年齢、この二つの条件を満たせなければ住宅ローンを利用できない点を理解しておく必要があるでしょう。また、完済時年齢も81歳未満としているところが大半ですから、最長の35年返済の利用を希望する場合の申込み時年齢は、満45歳までとなります。相談者様は40代とのことですから、すでに返済期間が影響を受ける年齢に達しているのではないでしょうか?

    当然のことながら、返済期間が短縮されるほど月々の返済額は上がります。さらに、賃貸は高齢になるほど借りることが困難となり、単身になればより顕著な状態となります。

    先述したように、賃貸と購入どちらが良いのかは一概に言えませんが、購入を検討されるなら早い段階で行動に移されることをお勧めします。

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