不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/03/06

    奥田 哲央

    不動産工房/株式会社グランクルー

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    イオン銀行の住宅ローンは、インターネットから手軽に申し込めるのが特徴です。申し込み自体は簡単でスピーディーですが、審査基準は一般的な銀行と大きく変わらず、収入や勤続年数、他の借入状況などが確認されます。

    特に、イオン銀行は金利の低さやイオングループでの買い物特典が魅力ですが、審査はしっかり行われるため、決して「緩い」というわけではありません。

    住宅ローン選びは金利だけでなく、自分に合った条件を見極めることが大切かと存じます。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/03/06

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    いずこの銀行も、入口のハードルは下げてきています。申し込みは簡単。でも審査のハードルはそれぞれの銀行のリスク管理スキルによって異なります。
    住宅ローンは事前審査とそれにパスした人の本審査の2段階評価がされます。
    多くの銀行で、事前審査は個人の信用状況で貸してもいい人いけない人の判断をし、手間のかかる本審査で貸してもいい案件かどうかを判断します。
    地銀や信金は地域密着がウリですから、申込者の勤務先等の情報を持っていたりします。あそこの従業員なら安心して貸せるなとか、など詳細な判断が可能ですが、ネット銀行にはそのノウハウがありません。その結果、融資対象物件の担保力評価に力点が置かれる結果になり、ネット銀行は厳しいと言われます。
    ただ、各ネット銀行とも開業からかなりの年月が経ちますので、データがそろってき始めています。このあたりの会社に勤めているこれぐらいの年収の人なら貸せるな、とかのハードルが、以前は不明瞭であったため高めだったのが、明瞭になってくるにつれてギリギリを狙いだしています。
    一方、地銀・信金等はかつてのような審査体制ではコスト的・時間的にネット銀行に後れを取るため、低コストな審査体制に変わってきています。各支店で行っていたものを住宅ローンセンターで集中的に行うようにしています。図らずとも両者が接近してきているのです。
    以上のような状況で、イオン銀行はネット銀行です。2006年の設立時に大手の力を借りず独力で設立したため、前述のようなデータ蓄積はありません。しかし、経営陣にみずほと三菱UFJから特別顧問を招き、2008年には住宅ローン市場に参加しています。
    以後17年経過していますので、デフォルト実績のデータも溜まってきていますが、35年経過はまだ先なので、一巡していないんですね。そういう点では「将来」融資基準が変動する可能性はあります。
    一応、オリコンでは審査・契約手続き部門では長年1位をキープしています。イオンという店舗があるというのがこの評価の元の要です。店舗があるので、立ち寄りやすいんですね。
    逆に言うと、金利は高めです。店舗コストは馬鹿になりません。実店舗があるイオンだからできることではあります。
    直近の表面金利(優遇前)は、変動でイオン銀行0.830%に対し、三菱UFJ銀行0.345%です。
    それぞれ、格付はA-とAA-(R&Iの場合)です。同じネット銀行でも格付けがAA-のauじぶん銀行は0.344%と非常に低いので、信用力による資金調達コストの差が如実に出ています。

    あと、イオングループなので、大手だから安心、といった評価もありますが、貸す側が大手であろうが中小であろうが関係ありません。むしろ銀行業単体で見た場合は後発の中小金融機関です。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/03/05

    森本 慎也

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

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    イオン銀行は金融機関コードとしては「インターネット専業銀行」で、ネット銀行の中でも比較的柔軟な審査を行っていると言われています。
    特に、狭小物件や単身者向けの融資に強く、築年数の経過した物件(旧耐震物件など)にも対応している点が特徴です。

    申し込みはインターネットで完了するため、手続きの簡便さは魅力ですが、実際の審査は金融機関の基準に基づいて行われるため、「審査が緩い」とは一概に言えません。

    店舗型の銀行に比べて手続きがスムーズなのが特徴ですが、事前審査通過後も正式審査で収入や物件条件を詳しく確認するため、一定の基準を満たしている必要があります。


    主な特徴

    ・単身の方や狭小物件を検討中の方にも対応
    ・築25年以上の物件や旧耐震物件も利用可能(金利+0.2%)
    ・自己資金を2割以上用意すると、金利0.53%の優遇が可能
    ・ペアローンや婚姻前の収入合算も対応
    ・産休・育休中の方も申し込み可能


    基本情報

    ・融資額:最大1億円
    ・金利:変動 0.830%(条件により0.53%も可能)
    ・審査金利:3.50%
    ・完済年齢:79歳まで
    ・最低年収:100万円~


    団体信用生命保険(団信)

    ・がん100%保障団信あり
    ・ワイド団信(健康に不安がある方も利用可能、金利+0.3%)
    ・三大疾病・八大疾病に対応


    お仕事・雇用形態に関する対応

    ・正社員:勤続6ヶ月以上で申込可能
    ・契約社員:勤続36ヶ月以上で申込可能(自己資金次第で相談可)
    ・個人事業主・会社経営者:事業開始後3年以上で、年収100万円以上あれば申込可能
    ・派遣社員:収入合算での利用が可能


    対象となる物件条件

    ・マンションの面積制限:25㎡以上(都区内は25㎡以上で金利+0.2%)
    ・築25年以上の物件も利用可能
    ・旧耐震物件も利用可能(金利+0.2%)
    ・市街化区域外の物件も対象


    特別な融資対応

    ・諸費用ローン:新築は物件価格の105%、中古は110%まで対応
    ・リフォームローン:金額によって2本立て可能
    ・買替ローン:返済比率に含めて計算しながら利用可能


    \素敵な1日になりますように!/


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