不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

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    小川佳宏

    小川FP・行政書士事務所

    • 60代
    • 愛知県
    • 男性
    • 専門家
    投稿日
    2025/12/11

    ご相談拝見しました。将来に漠然とした不安があり既にいろいろと分散して資産運用をしている中で、不動産投資信託にご興味を持たれているのですね。

    既にご存知のことでしょうが、資産運用の原則は、1.長期、2.積み立て、3.分散であり、ご自分が資産運用のリスクをどこまでとれるのかということです。つまり、自分が使いたいときに運用資産が値下がりしても耐えられるか、その資産を解約しなくても他の資産で準備できるかということにつきます。

    毎月の家計のやりくりをする中で、確実に資産を継続的に殖やしていくには、先取り貯蓄をします。例えば、毎月3万円は投資に回すようにするため銀行口座から証券口座に自動的に資金が流れるように仕組みをつくります。その中で不動産投資信託を検討するとよいでしょう。

    不動産投資信託はNISAの成長投資枠で可能になっていますので、新たにするのであれば運用益が非課税になるNISAを使うか、iDeCoでも可能です。尚、iDeCoは原則60歳まで引き出せませんので注意が必要です。ともに上限があるので余裕の範囲で検討されるとよいでしょう。値下がりが心配なら過去の時価変動のグラフなどネットで確認されるとよいでしょう。NISA内で購入するREITはいつでも売却ができる金融商品ですので、時価の変動がありますが、投資の3原則を守って着実に資産を殖やしていく意識を持ち、将来に備えられるとよいと思います。

    以上ご参考まで。

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