不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/06/04

    3年以内の相続登記についてですが、費用の点を考慮すると、3年以内に遺産分割を完了させ、「権利者確定に関する登記」をすることが望ましいといえます。
     しかし、それが出来ない場合には、3年以内に暫定的な「相続人申告登記(わかりやすく言えば、所有者に相続が発生し、私(達)が相続人ですよという登記)」をすれば問題ありません。
     そして、後者の場合であれば、相談者様お一人でも進めることが可能です。
     費用等の詳細は、ぜひ、司法書士に問い合わせてみてください。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/04

    相続登記の義務化以降、このご相談は本当に増えています。

    まず安心していただきたいのは、「お姉様が協力してくれない=何もできない」ではありません。

    相続手続きは大きく分けると、
    ①誰が何を相続するかを決める遺産分割協議
    ②決まった内容を登記する相続登記
    この2段階があります。

    ご相談内容を見る限り、登記の話だけではなく、
    その前提となる遺産分割協議がどこまで進んでいるかが重要です。

    もしお姉様と話し合いがまとまっていて、
    「実家はあなたが相続する」という合意があるのであれば、
    必要書類を集めて登記を進める方向になります。

    一方で、お姉様が協力しない、連絡が取れない、
    遺産分割協議書に署名してくれないという状況であれば、
    登記以前の問題として協議そのものを整理する必要があります。

    また、相続登記の義務化では、一定の場合に「相続人申告登記」という制度もあります。

    これは簡単に言うと、「私はこの不動産の相続人です」ということを法務局へ申し出る制度で、
    遺産分割がまとまっていなくても対応できるケースがあります。

    そのため、本当にお姉様の協力が得られない場合でも、
    何もせず期限を迎えるしかないという話ではありません。

    ただ、正直なところ、ここまでの状況になると、ご自身だけで全部やろうとするより、
    司法書士へ相談した方が早いと思います。

    相続登記だけでなく、
    戸籍収集
    法務局とのやり取り
    遺産分割協議書の作成
    相続人申告登記の検討
    まで含めて整理してくれます。

    さらに、相続税が発生しそうなら税理士
    お姉様との話し合いがまとまらないなら弁護士
    という形で専門家を使い分けた方が結果的に時間も精神的負担も少なく済むことが多いです。

    費用を節約したい気持ちはよく分かりますが、
    相続は「自分でできるか」よりも「自分で抱え込むべきか」で考えた方が良い場面があります。

    実際、仕事が忙しくて後回しになっている方ほど、
    専門家へ依頼した瞬間に気持ちがかなり楽になるケースをたくさん見てきました。

    今回のケースであれば、まずは
    ○実家の名義が現在どうなっているか確認する
    ○相続人が本当にお二人だけか確認する
    ○遺産分割協議がどこまでまとまっているか整理する
    ○お姉様が協力しない場合の手続きを司法書士へ相談する
    この順番がおすすめです。

    期限までまだ1年ありますので、今から動けば十分間に合う可能性が高いと思います。

    逆に相続は放置期間が長くなるほど、相続人が増えたり、
    連絡が取れなくなったりして手続きが複雑になります。

    まずは「できることを一つ進める」ことが大切です。
    全部を一人で解決しようとせず、
    必要な部分は専門家の力を借りながら進めるのが現実的だと思います。

  • 私が回答します

    福島

    関計株式会社

    • 40代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/05

    ご相談内容拝見いたしました。
    お姉様と連絡が取りづらく、いずれ話し合いが必要になることへのご不安、お察しいたします。

    結論から申し上げますと、最終的に実家の名義をどうするか確定させるためには、おっしゃる通り必ずお姉様との話し合い(遺産分割協議)が必要になります。

    しかし、期限まであと1年と迫る中、今最も優先すべきは「ご自身が最大10万円の過料(罰金)を支払うリスクを完全にゼロにすること」です。そのために「相続人申告登記」という制度が非常に強力な効果を発揮します。

    なぜ今「相続人申告登記」が最大の解決策になるのか
    この手続きは単なる応急処置ではなく、ご自身を守るための絶大なメリットがあります。

    期限切れのペナルティを完全に回避できる
    お姉様が全く動かなくても、ご自身が法務局に申告するだけで「3年以内の登記義務」を確実に果たしたことになります。これで過料の対象から完全に外れます。

    「不利な話し合い」を避け、無期限で時間を確保できる
    期限が迫っているからといって焦ってお姉様に連絡を取り、無理に話し合いをまとめる必要がなくなります。この申告さえ済ませてしまえば期限の時計が止まるため、お姉様の状況が落ち着くまで何年でも待つことができます。

    お姉様の協力が「一切不要」
    お姉様の印鑑証明書や実印、合意はまったく必要ありません。ご自身の戸籍関係の書類だけで、単独で手続きが完結します。

    今後の確実な進め方
    根本的な解決(完全な名義変更)と、目の前の危機回避(罰金防止)を切り離して進めるのが、最も安全で確実な方法です。

    1.【最優先】期限内に「相続人申告登記」を済ませる(ご自身の防衛)
    まずはご自身の身を守るための手続きを終わらせ、プレッシャーをなくします。お忙しい場合は司法書士に依頼すれば、数万円の手数料で戸籍収集から手続きまですべて任せることが可能です。

    2.【その後】時間をかけてお姉様と話し合う(根本解決)
    期限の焦りがなくなった状態で、お姉様の動けるタイミングを見計らい、実家をどうするか(売却するか、誰の単独名義にするか等)をゆっくり話し合います。話し合いがまとまった後、そこから3年以内に改めて正式な名義変更(相続登記)を行えば問題ありません。

    まとめ
    最終的に話し合いが必要になるのは事実ですが、今、無理に動かないお姉様と話し合いを進めようとして期限を過ぎてしまうのは、あまりにもリスクが大きいです。

    まずはご自身を守るため、そして安心してお姉様との話し合いに臨むための強力な土台作りとして、早急に「相続人申告登記」を進めることを強くおすすめいたします

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所在地:品川区〇〇
築年数:15年
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専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
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