不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 購入
- 20代
- 男性
-
- エリア
- 東京都新宿区
-
- 投稿日
- 2019/04/02
-
- 更新日
- 2024/12/07
- [2回答]
13700 view
不動産の売買時に、複数名が同時に当事者になることは可能ですか。
不動産の売買契約を締結する際、複数名が同時に当事者となる事は可能なのでしょうか?またその際の注意点等はありますか?
-
可能です。売主・買主の一方もしくは双方に、複数名の当事者が存在する可能性があります。例えば共有不動産の売却に関しては、売主側が複数となります。
締結された契約の当事者が2人以上いる場合は、その支払いの義務は均等に分割される事になるのが、法律上の原則です。したがって売主が2人の場合は、支払いの義務も2分割されるため、それぞれが半分しか支払わなくていいという事になります。
しかしこのケースは、売主にとっては不利となる可能性があります。もしどちらか一方の買主から支払って貰えなかったとしても、もう片方の買主に売買代金の全額を請求する事はできないからです。
対策として売買契約書の特約に「売主、買主の一方または双方が複数の場合、本契約に関する債務は連帯債務とします」と定めておけば、全員が全額を支払う義務を負う事になります。
また契約に関する通知を行う際にも、1人だけでなく当事者全員に伝えなければならないのが原則となっており、なかなか大変です。こちらも特約に「本契約に関する通知は、複数の当事者のうち1人にでも到達した場合、その全員に効力が生じるものとします」と定める事で、全員に対する通知は必要なくなります。
以下の記事もよく読まれています
-
30代 女性
- 購入
-
- エリア
- 東京都板橋区
-
- 投稿日
- 2025/10/04
- [1回答]
400 view
駅近中古マンション、価格が急騰して躊躇しています
先日、板橋区で築20年・70㎡・駅徒歩5分程の中古マンション情報を見ていたら、販売価格がほぼ5,000万円以上になっていました。 以前はもっと安かったイメージです。 賃貸から分譲マンションに行きたいのですが、手持ち資金800万円、ローンは変動金利で30年、年収は世帯で850万円で5,000万円の物件購入は現実的でしょうか。 子供は小学2年生が1人です。
400 view
-
50代 女性
- 購入
-
- エリア
- 福岡県福岡市中央区
-
- 投稿日
- 2025/09/29
- [3回答]
480 view
住宅購入か賃貸継続か、老後の資金計画が決まりません
夫55歳・年収800万円、私52歳・年収350万円。子どもはいません。 現在賃貸マンション家賃15万円ですが、家賃を払い続けるより分譲を購入した方が良いのか迷っています。 検討しているのは築15年・3LDK・4,200万円の中古マンション。 頭金1,000万円を入れ、残りを20年ローンにすると月の返済は約13万円+管理費修繕費3万円。 夫は定年まであと10年、退職金は1,500万円ほどの見込みです。 老後資金を減らさずに持ち家に切り替えるのはリスクがあるでしょうか。固定資産税や将来の修繕一時金も不安です。
480 view
-
20代 女性
- 購入
-
- エリア
- 東京都中央区
-
- 投稿日
- 2025/04/13
- [0回答]
547 view
タワーマンションは何階が住みやすいですか?
夫婦+子供2人(未就学児) タワーマンションに住むなら何階がベストですか? 高層階はエレベーター待ちや、災害時に不便? だと思ってしまうのですが実際どうなんでしょうか。 購入の判断材料したいので教えてください。
547 view
-
30代 女性
- 購入
-
- エリア
- 東京都八王子市
-
- 投稿日
- 2019/05/02
- [1回答]
2424 view
中古マンション購入の注意点(結露が盲点?)
中古マンションを購入する際、値段や日当たりだけではなく、他の条件も検討したほうがいいのでしょうか?友人から、「結露」は盲点だったと聞いたことがあります。
2424 view
-
30代 男性
- 購入
-
- エリア
- 東京都あきる野市
-
- 投稿日
- 2019/08/05
- [4回答]
2137 view
頭金について
購入にあたって金額に合わせてどれほどの資金を用意すればいいのでしょうか
2137 view
-
40代 女性
- 購入
-
- エリア
- 大阪府守口市
-
- 投稿日
- 2025/03/31
- [0回答]
626 view
京阪沿線から御堂筋線エリアに住み替えたいけど…
京阪本線の守口市駅近くの中古マンションに住んでいますが、御堂筋線沿線への住み替えを検討しています。夫の職場は本町、私は週に数回在宅勤務。子どもは小学生です。 御堂筋線沿線(特に西中島南方〜昭和町あたり)は、梅田・なんばに出やすく、資産価値も安定していると聞いて魅力を感じています。 ただ、その分価格も高く、駅近の中古マンションは築年数が古くても4,000万円以上が当たり前。 御堂筋沿線は駅周辺に繁華街も多く、夜の雰囲気が気になる場所もあり、子育て環境としてどうなのか悩ましいです。この辺りのマンションに詳しい方がいましたらアドバイス頂きたいです。よろしくお願いします。
626 view
-
30代 女性
- 購入
-
- エリア
- 兵庫県宝塚市
-
- 投稿日
- 2019/10/07
- [1回答]
2471 view
築20年経過したマンションと築浅マンションはどっちがいい?
中古マンションの購入を検討しています。現在私37歳、主人39歳で、20年ローンがベストかなと思っています。 現在は田舎に住んでいますが、この先、車がいらない生活がおくれるように兵庫県の宝塚市か西宮市あたりで探したいと思っています。ネットの中古マンションサイトを見て探していますが、なんせはじめてのマンション購入なので、きっちりみておくべきところや注意点などがよくわかりません。中古マンション購入時のポイントや流れが詳しく聞きたいです。 また、20年経過しているマンションは安いと聞きました。20年経過のマンションを購入しリフォームするのか、それともまだ新しいマンションを購入した方が逆に安くつくのか、その点も聞きたいです。
2471 view
-
30代 男性
- 購入
-
- エリア
- 東京都東村山市
-
- 投稿日
- 2025/02/16
- [2回答]
764 view
売買契約書の内容で、特に確認しておいた方が良いポイントを教えてください
中古マンションの申込を行い、3月下旬に売買契約予定です。 3月末~4月頭には引っ越しをしたいのですが、契約後のトラブルをさけたい為 売買契約書には万が一〇〇があった場合は違約金や補償をする、等を記載して頂き、あらゆるリスクを避けたいと思っています。 昔、友人が契約後の引き渡し日が引き伸ばされて引っ越しに間に合わず、ホテル住まいを余儀なくされたという話を聞きました。また居住後に瑕疵が見つかった、なども耳にしたこともあります。 4月頭からスムーズに新生活を送りたいので、上記のようなトラブルに巻き込まれない為に この点は注意して確認する、また追記してもらうと安心等、アドバイスありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
764 view
-
30代 女性
- 購入
-
- エリア
- 東京都江東区
-
- 投稿日
- 2025/11/03
- [2回答]
166 view
ルーフバルコニーのメリット・デメリット
住み替えを検討しており、先日見つけた物件に広いルーフバルコニーがついていてとても気に入ったのですが、色々調べてみると実際に所有している人の意見はデメリットが多い感じでした。 洗濯物が干せたり、ガーデニングができたりとメリットが多いイメージだったのですが、実際のところどうなんでしょうか。 ちなみに、ルーフバルコニーの使用量が別途月2,000円程かかるそうです...
166 view
-
30代 女性
- 購入
-
- エリア
- 東京都北区
-
- 投稿日
- 2019/04/02
- [1回答]
4115 view
土地購入後、別の住宅メーカーに建築をお願いしたい
ハウスメーカーA社の仲介で、業者Bの土地を建築条件付で購入しました。A社との請負契約が土地を買う際の条件でしたので、購入した当日に金額や設計は決めずに「建物基本契約」を結びました。その後、業者Bに土地の代金を全額支払い、移転登記も完了済みです。しかし、A社との設計の打合せで気に入ったプランがなかったので、契約を解除しようとしたところ、A社がそれに応じてくれません。業者Bに相談をしても、「土地の所有権は手放しているからもう無関係です。」と言われてしまいました。このような状態でもA社との契約を解除し、別の住宅メーカーに建築を依頼する事は可能ですか?
4115 view
相談先を選択してください
はじめまして、イエステーション ㈱コムハウスの角田と申します。
不動産の売買契約において、複数名が同時に当事者となることは可能です。これは売主・買主いずれの側でも認められています。例えば、以下のようなケースが該当します。
1. 複数名が当事者になる例
・売主が複数名の場合:土地や建物が共有名義になっている場合、すべての共有者が売主として契約に署名する必要があります。
・買主が複数名の場合:夫婦や親子、友人同士が共同で物件を購入する場合、それぞれが契約の当事者として名を連ねます。
2. 注意点と手続き
(売主が複数名の場合)
・全員の同意が必要:不動産を売却するためには、共有者全員が売却に同意し、契約書に署名・押印する必要があります。
・持分の確認:各共有者の持分(登記簿に記載されている所有割合)に基づいて、売却代金が分配されます。
・相続による共有の場合:相続登記が未了で共有状態になっている場合、相続登記を済ませた後で売却手続きを行う必要があります。
(買主が複数名の場合)
・共有持分の設定:各買主の持分を登記に明記します(例:夫婦で購入する場合、夫50%・妻50%など)。持分の割合は購入資金の負担割合や当事者間の合意に基づきます。
・ローンの利用:共同購入の場合、それぞれの名義でローンを組むか、一人の名義でローンを利用するかを事前に決める必要があります。ローン審査の条件が関係します。
(契約書の作成)
契約書には、複数名の氏名や持分を明記し、全員の署名・押印を行います。
不動産会社や司法書士のサポートを受けることで、漏れや誤りを防げます。
3. トラブル防止のためのポイント
・全員の意志確認:売主側でも買主側でも、全員の意志が合致していることを確認し、契約に進むべきです。
・持分の設定の明確化:特に買主が複数名の場合、持分の割合を曖昧にすると後々トラブルになる可能性があります。
・連絡窓口の統一:当事者が複数いる場合、一人を代表者として指定し、手続きや連絡を効率化する。
・税金の負担関係:不動産取得税や固定資産税など、共有者間でどのように負担するかを事前に決めておく。
・登記の正確性:登記が誤っていると、将来の売却や権利主張に問題が生じるため、司法書士に依頼するのがおすすめです。
4. 共有に伴う長期的なリスク
特に買主側で共有名義とする場合、以下のリスクを把握しておく必要があります・
・共有者の権利行使:共有名義人の一人が物件を売却・賃貸したいと考えた場合、他の共有者全員の同意が必要です。
・財産分与や相続の影響:共有者の一人が亡くなった場合、その持分が相続対象となり、新たな共有者が加わる可能性があります。
(まとめ)
不動産の売買契約において、複数名が同時に当事者になることは可能ですが、契約内容の明確化や共有持分の設定など注意すべき点が多くあります。特に、共有者間で将来的な使用や権利行使について事前に話し合い、トラブルを防ぐことが重要です。司法書士や不動産会社のサポートを受けることで、スムーズかつ安全に手続きを進められるでしょう。
以上、参考になれば幸いです。