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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/18

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    借り換と繰り上げ返済、どちらが効果的かについては現行金利と借り換先の金利、借り換に伴う諸経費の額、金利変動リスクなどを総合的に検討して判断しなければどちらが良いと判断はできません。

    繰り上げ返済のメリット以下に挙げられます。

    ◯総返済額が減る: 元金を減らすことで、支払う利息が減り、結果的に総返済額を減らせます。

    ◯返済期間が短くなる: 返済期間を短縮することで、より早く住宅ローンから解放されます。

    ◯金利変動リスクを抑える: 変動金利の住宅ローンの場合、金利上昇のリスクを抑えることができます。

    一方、借り換のメリットは次の通りです。

    ◯月々の返済額を減らせる: 現在の金利よりも低い商品に借り換えることで、月々の返済額を減らせます。

    ◯繰り上げ返済よりも少ない資金で実行できる: 借り換えに伴う諸費用はかかりますが、繰り上げ返済のようにまとまった資金を用意する必要はありません。

    メリットだけを比較すると、まとまった資金を用意できない場合には借り換のほうが有利な印象を受けるかもしれませんが、借り換えることでどれくらいの効果が得られるかを十分に検討してから実行に移さなければ損をする可能性もあります。

    どちらを選ぶにしても、メリットとデメリットを比較検討し、専門家(銀行員、ファイナンシャルプランナーなど)に相談することをおすすめします。

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