不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/03

    角田浩崇

    イエステーション博多店 (株)コムハウス

    • 30代
    • 福岡県
    • 男性
    • 不動産会社

    はじめまして、イエステーション博多店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    住宅ローンの審査において、ブラックリストに載っていることは大きなハードルとなりますが、以下の方法で審査通過の可能性を高めることができるかもしれません。現在の年収や勤続年数などのポジティブな要素を活用することで、銀行や金融機関との交渉を有利に進める可能性があります。

    1. ブラックリストの状態を確認
    日本では、ブラックリストという用語は主に信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)での信用情報を指します。
    信用情報は完済後5~10年程度で削除されることがあります。あなたが完済してから3年が経過しているため、信用情報機関に開示請求を行い、具体的な状態を確認することが重要です。
    (信用情報開示は数百円程度で行えます)

    2. 借入先を選ぶ
    主要銀行や大手の金融機関は審査が厳しいことが多いですが、以下の選択肢を検討してください:
    (1) 地方銀行や信用金庫
    地域密着型の金融機関では、顧客の状況をより柔軟に評価する場合があります。直接相談し、現状を正直に説明しましょう。
    (2) ノンバンク系の住宅ローン
    ノンバンクやフラット35は、大手銀行ほど信用情報に厳しくない場合があります。ただし、金利がやや高めになる可能性があるので、注意が必要です。
    (3) フラット35
    フラット35は公的機関のサポートがあるため、審査基準が銀行よりも比較的緩やかです。
    完済の実績や年収・勤続年数がプラス要因となる可能性があります。

    3. 加点要因をアピール
    年収700万円:安定した収入があることは大きなプラスです。
    勤続年数10年:雇用の安定性は重要な評価ポイントです。
    過去の完済実績:早期完済は、返済能力の高さを示す要素となります。
    これらを具体的に説明し、金融機関に信頼を得ることが重要です。

    4. 保証人や頭金の増額
    頭金を増やす:現在500万円の頭金をさらに増やすことで、融資金額を減らし、審査を通りやすくする方法があります。
    保証人を立てる:信頼できる保証人を見つけることで、審査が緩和される場合があります。

    5. 金融機関に相談する際のポイント
    事前に信用情報を確認し、正確な情報を伝える。
    ブラックリスト入りの理由を正直に説明し、返済能力をアピールする。
    完済実績や勤続年数、現在の収入を積極的に提示する。

    (まとめ)
    あなたの収入や勤続年数、完済の実績などのプラス要因は、信用情報のネガティブな要素を補える可能性があります。
    ただし、金融機関によって審査基準が異なるため、複数の選択肢を検討することが重要です。最終的には専門家(住宅ローンコンサルタントなど)に相談することで、より良い結果を得られる場合があります。

    以上、参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/02

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    残念ながら信用情報に登録されている時点で、勤務先や年収、勤続年数などが斟酌されることはありません。したがって情報が登録されている状態で住宅ローンを利用する手段はありません。

    一般的には自己破産で7年間、任意整理や個人再生、支払い遅延については完済から5年間、情報が登録されると言われています。

    完済後から5年を経過後にCIC、JICCなどに情報開示請求を行い、情報が抹消されているのを確認したうえで住宅ローンを申し込まれると良いでしょう。

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