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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/06

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    相談者様のご意見どおり、一般的に都市銀行は地銀や信用金庫などと比較して厳しめの審査を行いますが、内容からすれば承認される可能性が高かったと思います。

    公にされていませんが、三菱UFJ銀行の審査金利はおよそ3.1%前後です。3500万円の借入ですと元利均等、35年返済で月々約136,000円(ボーナス返済なし)。年収600万円に対する返済負担率は27.2%となります。三菱UFJ銀行の返済負担率の上限は、年収400万円以上の場合35%未満とされていたはずですから、これだけを見ると十分に審査基準を満たしているはずですが……。

    基本的に審査結果についての理由を金融機関に尋ねても回答してもらえません。したがって、推測するほかないのですが、考えられるのは以下のような理由です。

    ◯担保上の問題(不動産が再建築不可、あるいは建築基準法に違反している場合など)
    ◯個人信用情報の問題(よくあるのは携帯電話料金の滞納です。機種代金を通信料に組み込んでいる場合、料金の延滞や未払い履歴が個人情報に登録されているケースがあります)
    ◯団信謝絶

    公ではありませんが、りそな銀行の審査金利は3.6%、返済負担率は35%以内で、一般的には三菱UFJ銀行より厳しいとされています。

    SBI新生銀行の審査金利は3.0%、返済負担率は35%以内ですので、三菱UFJ銀行より利用しやすい傾向があると言われています。もっとも、これらは暗黙に流布されている情報に過ぎず、目安に過ぎません。

    まずは全銀協やCICからご自身の個人情報を開示してもらい、内容を確認されてみてはいかがでしょうか。

    以上、参考になれば幸いです。

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