不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    森 健美

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/04/21

    ご相談拝見させていただきました。

    私も元公務員でした。
    一般的なお話ですが、公務員向けの住宅ローン専用商品がある訳ではありません。

    「公務員は信用力が非常に高い職業」

    なので、借入のしやすさ、金利の面において優遇されやすいため、ご年収と物件価格のバランスがあっている・延滞等の事故履歴はなければ、ほぼすべての金融機関でのお借入れが可能です。
    金融機関にとっては「借りて欲しい人第一位」と言っても過言ではありません。

    公務員向けと謳っているものでも、優遇金利を比較すると他行の方が低金利であったりと金融機関の優遇が、銀行側にとって一般の方と比較して優遇金利であっても、ご相談者様にとっては優遇とは言えない金利であることもあります。

    ○購入物件
    ・マンション
    ・土地
    ・戸建
    築年数、借地など金融機関によって取扱いできる物件に制限がありますので、物件が決まってからの方がご提案がしやすいです。

    ○共済や信用組合の利用
    公務員ならではありますが、共済等から住宅資金の借入が可能です。
    ・審査が職員の生活を重視しているため、他行と比較し借入がしやすい
    ・住宅ローンの事務手数料が安い、もしくはかからない
    ・退職金での返済を考慮してくれる
    ・団信保障分を共済側が負担
    などのメリットが各共済によって存在します。
    一般的には他行よりも金利は高いですが、融通が効くというメリットがあります。

    住宅購入において公務員は最強と言える職業です。
    総返済額・団信保障など総合的に判断して、ご自身にあった金融機関が見つかると良いですね。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/17

    ご相談者様へ

    主に以下のような理由で、公務員の方向けに“優遇”(公務員向け)されてることが多いです。

    1. 信用力が高い=審査に通りやすい
    公務員さんは「安定した職業」として銀行側の評価が高いです。
    その分、審査が通りやすくなったり、借入上限が大きくなったりします。

    2. 金利優遇がある場合がある
    銀行や住宅ローン専門会社が「公務員向けプラン」として、
     通常より0.05%〜0.2%ほど金利を下げてくれることがあります。
    「団体向け提携プラン」みたいな扱いになってるケースもあります。

    3. 団体扱い・職域ローンの適用があることも
    勤務先によっては、地銀・信用金庫・労金(労働金庫)などが
     「職域ローン」=団体扱いで優遇条件を提示してるケースがあります。
    勤務先の共済組合を通じて申し込めたり、福利厚生制度の一環になってたりもします。

    4. 共済住宅ローンの選択肢もあり
    国家公務員/地方公務員どちらも、共済組合の住宅ローンが使えることがあります。
    民間より金利が安いこともありますが、使い勝手が若干不便(ネット対応が少ないなど)って声もあるので要比較です。

    ※但し、どこの銀行で借りるにあたっても、メリット、デメリットはあります。

    具体的にどのような銀行がおすすめかは、個人の状況や希望によって異なります。例えば、住宅ローンを検討している場合は、金利優遇や借りやすい条件などを比較検討することが重要です。また、ネット銀行は、金利優遇や手数料の安さなどが特徴ですが、店舗がない銀行もある為、対面での相談ができないというデメリットもあります。

    オススメの流れとしましては
    1.勤務先に「団体扱い」や「提携住宅ローン」がないか確認をする。
    2.ネット銀行・地銀・共済組合を含めて3〜5社で仮審査をする。
    3.条件・金利・団信内容などを比較して本審査を申し込む。

    その中でご自身が一番ご納得頂ける条件の銀行で借入されることをお勧めいたします。

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