不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/20

    ご相談のケースでは、「今住めるか」よりも、
    「将来どうなるか」を重視して判断することをおすすめします。

    まず、建築確認を受けていない増築部分があるからといって、
    すぐに住めない建物というわけではありません。
    ただし、その影響が将来まで続く可能性は十分に考えておいた方がよいと思います。

    今回気になったのは、登記上の面積と実際の面積が約10㎡違うという点です。

    私なら、まず「この増築部分を登記する予定はないのですか」と確認します。

    さらに、その増築部分を登記した場合、建ぺい率や容積率を超えてしまうのでしょうか。

    もしそうであれば、現在利用できる金融機関が限られる理由も説明がつきます。

    担当者が「フラット35は使えません」「融資できる銀行が限られます」と言ったのは、
    そうした法令上の状況を踏まえている可能性があります。

    そして、私なら一番確認したいのは建て替えです。

    築26年の建物であれば、
    将来売却するときは建物の価値よりも土地の価値で取引されるケースが多くなります。

    つまり、「この建物を残せるか」ではなく、
    「建て替えるときに今と同じ規模の家が建てられるのか」が重要になります。

    もし現在の建物が建ぺい率や容積率をオーバーしている状態であれば、
    建て替え時には今より小さい建物しか建てられない可能性があります。

    この点は購入前に必ず確認してください。

    逆に、同じ規模で建築できるのであれば、将来の不安はかなり小さくなります。

    これは役所や不動産会社で比較的確認しやすい内容ですので、
    「分からないまま契約する」という状況は避けた方が安心です。

    価格が少し安いからといって飛びつくよりも、
    「なぜ安いのか」「その理由を自分が納得して受け入れられるのか」
    を整理してから判断することをおすすめします。

    私は不動産では、「知らずに買って後悔する」ことが一番もったいないと思っています。

    安い物件には安い理由があります。
    その理由を理解したうえで購入するのであれば良い買い物になることもありますが、
    「聞かなかった」「確認しなかった」が原因で将来の選択肢が狭くなることだけは
    避けていただきたいです。

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直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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