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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/05/15

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    中古マンションを購入する際の内覧を行うことにより、建物や部屋の状態や住み心地を確認できます。一方、内覧時には気づきにくい点があります。それは、隣人の生活音また給排水管、給湯器のなどの設備の劣化、それに風通しや結露、そして床が傾いていたり、建具の建付けが悪いことなどです。

    そのため、内覧に関しては、昼間の環境と夕方から夜の環境、騒音などを確認する方が良いでしょう。給排水配管や給湯器などの設備交換の必要性についても、担当者に相談するほうが安心です。天井裏の雨漏りなど、専門家でなくては発見が難しい場合は、建築士によるインスペクションでのチェックが可能です。インスペクションとは、建築物の壁のひび割れや雨漏りといった不具合を、専門の講習を受けた建築士が調査することです。とくに築古物件は経年劣化が心配なので、受けておくと安心です。

    なお、宅建業法の改正で2018年にインスペクションを受けた物件には、必ず結果を買主さまに説明しなくてはならないと義務付けされました。また、インスペクションの結果、一定の品質が認められた物件は既存住宅売買瑕疵保険に加入できます。

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