不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/16

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    質問に混乱が生じているようですので、情報を整理しながら回答します。

    まず、団信の利用ができないと言う判断は確定事項なのでしょうか?
    確かに、インスリン治療を伴う糖尿病の場合、団信への加入は厳しく審査されるでしょう。しかし、金利を上乗せして引受条件を緩和するワイド団信であれば利用できる可能性はあります。

    団信の審査は営業が行うのではありません。実際に審査してもらい確認する必要があるでしょう。

    また、審査が通らない場合、団体信用生命保険への加入が任意であるフラットを利用するのは選択肢の一つです。死亡や高度障害となった場合、残債がそのまま残るリスクはありますが、ご主人の年収であれば単独で希望額を借入できるでしょう。

    続いて相談者様の収入合算ですが、これは意味がありません。収入合算やペアローンは、所得が足りず、単独では融資を利用できない場合に利用する方法です。配偶者様の返済負担率は問題ありませんし、主たる債務者が団信に加入できなければ住宅ローンは利用できないのですから、収入合算は意味をなしません。

    本件の場合、まず団信に加入できないのが確実であるかを確認する必要がありますから、銀行とフラットへ同時に申込みをして、銀行で住宅ローンが承認されればそちらを利用する。否決されれば団信なしでフラットを利用すると良いのではないでしょうか。

以下の記事もよく読まれています

無料で不動産の相談をする