不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/06/16

    ご相談拝見致しました。

    相続した不動産を売却した場合、申告が必要になるかどうかは、売却益(譲渡所得)が出たかによります。以下に基本的な流れと準備すべきことを整理します。


    【申告が必要なタイミング】
    → 売却した翌年に確定申告
    (例:2024年売却 → 2025年3月15日まで)
    ※遡って申告するのではなく、1回だけです。

    【まず確認すべき3つの金額】
    1. 取得費:相続時の評価額(相続税評価など)
    2. 売却額:売買契約書などで確認
    3. 譲渡費用:仲介手数料、解体費、残置物処分など

    譲渡所得 = 売却額 - 取得費 - 譲渡費用


    【準備すべき資料】
    ・売買契約書、仲介の精算書
    ・各種領収証等
    ・相続税申告書(評価明細)または固定資産税評価証明
    ・登記簿謄本や面積の分かる資料


    【よくある誤解と注意点】
    ・親の購入額ではなく「相続時の評価」で取得費を出す
    ・3年以内売却でも非課税にはならない(加算特例あり)
    ※相続で取得した不動産を売却する際、相続税のうち、その不動産に対応する部分を「取得費に加算」できるという特例です。
    ・赤字でも確定申告することで損益通算・繰越が可能


    【次のステップ】
    ① 必要書類を整理
    ② 売却益が出ていそうかを試算
    ③ 税理士に相談(資料持参)


    ご参考となれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/06/15

    ご相談者様

    初めまして不動産売却サポート関西の本田と申します。

    【相続したマンション売却にあたり税理士へ相談する際の準備事項等】
    ①相続税申告書や固定資産税評価証明書など相続時の資料
    ②売買契約書・仲介手数料など売却関係の書類
    ③親御様が購入した時の契約書※紛失のケースが多いですが...
    ④引渡日など売却時期の確認、
    ⑤相続税を払ったかなど背景情報を準備するとスムーズです。

    不明点があっても相談可能なので、分かる範囲で整理しておく事をお勧めします。

    一助になれば幸いです。

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