不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/09/10

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。
    理想の立地を見つけられた一方で、修繕積立金の増額案でご不安に感じていらっしゃるとのこと、ご心配はごもっともです。

    「築年数が経過したマンションで、修繕積立金が増額されること」自体は決して珍しいことではありません。
    新築時の修繕積立金は、比較的安価に設定されるケースが多く、これは購入のハードルを下げるための一つの戦略でもあります。しかし、建物の経年劣化は避けられず、10年~15年程度で大規模な修繕工事が必要になり、積立金が足りなくなる前に増額を行うことは、健全な管理組合の証とも言えます。

    今回の1.5倍という増額率についてですが、長期修繕計画に基づいて必要額を算出した結果であれば、妥当な範囲内である可能性が高いです。

    1. 長期修繕計画書の確認
    管理組合が作成している長期修繕計画書をぜひ確認してみてください。そこには、今後予定されている大規模修繕工事の内容や時期、それに伴う必要経費が明記されています。1.5倍に増額する根拠が明確であれば、安心して購入を検討できます。

    2. 管理組合の活動状況
    修繕積立金だけでなく、管理組合が活発に活動しているかも重要なポイントです。住民の皆様が協力してマンションの維持管理に取り組んでいるか、総会がきちんと開催されているかなども確認できると安心です。


    ご相談者様にとって、理想的な立地と間取りの物件に出会えたのは素晴らしいことです。
    修繕積立金の増額は、今後の安心な暮らしのためと前向きにとらえて、慎重に判断されることをお勧めします。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/09/08

    ご相談を拝見しました。

    一概には言えませんが、昨今の資材価格や人件費の高騰を鑑みれば、1.5倍の増額は許容の範囲内ではないかと思われます。築後15年程度のマンションは、新築時に修繕積立金を低く設定して、その後段階的に増額する「段階増額積立方式」を採用しているケースが多く、また、時期的に第一回目の大規模修繕が実施される頃合いです。

    そのため、実情に沿った見直しがなされたとも推測されます。しかし、今後さらに増額されるようでは家計への負担が生じます。増額が決定された際の総会議事録や、これまで積立られた額、長期修繕計画などの情報を取り寄せ、詳細に検討されてから最終的な判断をされると良いでしょう。

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所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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