不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

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    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/14

    不動産価格の将来は、正直「誰にも断定はできない」です。
    ただ、感覚論ではなく、人口・再開発・交通利便性・中古成約データなどから“高止まりしやすい傾向”と“下がりやすい傾向”はある程度見えてきます。

    特に江東区のようなエリアは、同じ区内でもかなり差があります。

    まず前提として、不動産は「一物一価」です。
    同じ江東区でも、

    駅距離
    築年数
    ハザード
    学区
    管理状態
    眺望
    階数
    周辺再開発

    で価格の粘り強さは全然違います。

    なので「江東区だから上がる・下がる」ではなく、“その場所を欲しい人が今後も一定数いるか”が本質です。

    その上で、一般論としての傾向を整理すると、

    高止まりしやすい傾向のエリア
    豊洲
    有明
    東雲
    門前仲町周辺
    清澄白河周辺

    この辺りは、

    都心アクセス
    再開発
    ブランド化
    共働き世帯需要
    タワー・大規模マンション需要

    が強く、価格維持力は比較的高めです。

    特に近年は「職住近接」を重視する層が増え、湾岸・準都心エリアは一定の支持があります。

    一方で、注意点もあります。

    湾岸系は価格がかなり上がり切っている部分もあり、「さらに上がる」より「高値維持できるか」のフェーズに入っている印象です。

    つまり、“値上がり期待”というより、“価格が崩れにくい”という考えの方が現実的です。

    逆に、価格調整が入りやすいのは、

    駅距離がある
    小規模マンション
    管理状態が弱い
    修繕積立金不足
    ハザード懸念が強い
    競合物件が多い

    こういう条件が重なる物件です。

    特に中古市場は、景気よりも「住宅ローン金利」と「買える人の総量」の影響を受けます。

    例えば、金利が1%違うだけで、4,000〜5,000万円帯の購入層はかなり資金計算が変わります。

    だから今後は、「どこでも上がる相場」ではなく、“選ばれる物件だけ強い”という流れになっていく可能性は高いと思います。

    あと、個人的に大事だと思うのは、「今後上がるエリアを当てる」より、「自分達が無理なく住み続けられるか」です。

    相場予想だけで買うと、金利ニュースや市況に振り回されます。

    でも、

    通勤
    子育て
    実家距離
    生活動線
    毎月の支払い
    将来的な売却しやすさ

    この辺が整理されている人は、相場が多少動いてもブレません。

    今の江東区は、エリアによって本当に色が違います。
    同じ区内住み替えでも、「資産性重視」なのか「生活満足度重視」なのかで選び方も変わります。

    今のご自宅が築16年で6,400万円前後ということは、かなり良いゾーンにいる可能性もありますので、

    今売るべきか
    持ち続けるべきか
    住み替え先をどこに寄せるか

    は、単純な相場論だけではなく、“家族全体のライフプラン”で整理すると判断しやすいと思います。

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