不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/15

    「ステップダウン金利」は、名前の通り“最初は高め、途中から低くなる”設計の商品です。
    ただ、「単純に最初が異常に高い」というより、銀行側が“総返済額や途中完済リスク”を見ながら設計している商品と考えると分かりやすいです。

    一般的な住宅ローンは、

    当初固定期間が低い
    その後に金利が上がる可能性がある

    というパターンが多いですが、ステップダウン型は逆で、

    最初はやや高め
    一定期間ごとに金利が下がる

    という流れになります。

    背景としては、住宅ローンは最初の10年前後が残債も大きく、銀行側にとって一番利息収入が取れる時期です。
    一方で、借りる側は年齢が上がるにつれて教育費が落ち着いたり、収入が上がったり、残債も減っていくケースが多い。

    そこで、「後半の返済負担を軽く見せる」「将来不安を減らす」という商品設計にしているわけです。

    ただ、ここで大事なのは“見た目の金利推移”ではなく、総支払額とライフプランです。

    例えば、

    最初の10年で高めの利息を払う
    繰上返済を早期にする
    住み替えする
    借換えする

    こういうケースだと、後半の“下がる恩恵”を受け切る前に終わる可能性があります。

    逆に、

    長く住む
    繰上返済をあまりしない
    将来の返済額を少しでも軽くしたい

    という人には、心理的に合うケースもあります。

    結局、住宅ローンって「どの商品が一番得か」というより、

    その人の生活設計
    貯金の癖
    将来の支出
    金利変動へのストレス耐性

    この辺りで向き不向きがかなり変わります。

    なので、銀行の「人気です」は参考程度にして、“自分たちの返済パターンに合っているか”で考えるのが一番大事だと思います。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする