不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/23

    基本的には、まだ“売買契約をしていない”のであれば、そこまで心配しすぎなくて大丈夫です。

    不動産購入では、
    ・買付証明提出
    ・住宅ローン事前審査
    ・本審査

    まで進んでも、“契約前”であれば、購入を見送る方は実際にいます。

    なので、今回のように、「返済計画を改めて考えた結果、この価格だと少し厳しいかもしれない」と判断されたこと自体は、特別おかしなことではありません。

    むしろ、無理して進めてしまい、購入後に生活が苦しくなる方が大変です。

    今回のケースは、文面を見る限り、
    ・本審査中
    ・売買契約前
    ・融資未実行

    という状況だと思われますので、一般的には、違約金や大きなペナルティを心配する段階ではないと思います。

    実務上も、担当者へ「資金計画を再検討した結果、今回は見送ります」と伝えて終了、というケースは普通にあります。

    もちろん、銀行や状況によって細かな扱いは異なりますが、「本審査を途中でやめたから違約金」という話は、通常そこまで心配する場面ではありません。

    逆に、もし既に“売買契約締結後”であれば話は変わります。

    契約後は、
    ・手付解除
    ・ローン特約
    ・契約違反

    など、契約内容に基づいて整理されるため、状況次第では、手付金放棄等が関係してくることがあります。

    ただ、今回はそこまで進んでいないようですので、まずは担当者へ早めに意思を伝えることが大切だと思います。

    住宅購入は、勢いだけで進めるものではなく、“無理なく払っていけるか”が本当に重要です。

    今回、ご夫婦で改めて現実的に話し合い、立ち止まれたことは、むしろ良い判断だったのではないかと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/24

    ご相談を拝見しました。

    売買契約を締結していない買付段階では、仮に本審査の承認が得られた状態であっても、キャンセルによって違約金が発生することはありません。

    しかし、売主や媒介業者は買付証明が差し入れられたことで、契約できるとの期待を寄せている可能性が高いでしょうから、断る際には一定程度配慮する必要はあるでしょう。

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/01

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    本審査の途中というタイミングで、今後の生活設計を見直し、冷静に価格を抑える決断をされたのですね。数千万円の大きな買い物ですから、少しでも支払いに不安を感じたら立ち止まるのが正解です。ご夫婦でしっかり話し合われた結果であれば、何も恥じることはありません。


    結論から申し上げますと、「買付証明書(購入申込書)」を出して本審査を待っているだけの状態(まだ売買契約書に署名・捺印していない状態)であれば、本審査や購入をキャンセルしても違約金は一切かかりません。もちろん手付金が没収されることもありません。


    現在の状況と、今後の手続きについてポイントを整理しました。
    1. なぜ「違約金」がかからないのか?
    不動産取引において、金銭的なペナルティが発生するのは「売買契約を結んだ後」です。
    買付証明書の法的効力: 買付証明書はあくまで「この条件で買いたいです」という意思表示の書類であり、法的な契約書ではありません。そのため、この段階でのキャンセルはいつでもノーペナルティで行えます。
    ローンの本審査: 銀行への本審査も「契約へ向けた準備」に過ぎません。審査を途中で取り下げても、銀行から違約金などを請求されることはありませんのでご安心ください。

    2. 今すぐに行うべきこと
    違約金はかかりませんが、関係各所への速やかな連絡はマナーとして必要になります。
    仲介会社の担当者へすぐ連絡する: 「再度夫婦でシミュレーションした結果、予算を下げて探すことにしたため、今回は本審査を取り下げ、購入をキャンセルしたい」と正直に伝えてください。
    引き延ばさない: 売主様はご相談者様が買ってくれると信じて他の検討者を断っている状態です。連絡が遅れるほど売主様に迷惑がかかり、仲介会社との関係もこじれてしまいます。「急に不安になって決断した」と早く伝えることが、トラブルを防ぐ最大のコツです。

    3. 前向きな「仕切り直し」へ
    今回の件で不動産会社に気まずさを感じるかもしれませんが、「予算を下げて慎重に探したい」という顧客は、不動産会社から見れば非常に現実的で優良な顧客です。


    今回の担当者様が親身になってくれる方であれば、そのまま「〇〇万円以下の物件で探し直したい」と相談を続けても良いですし、もし対応が厳しくなるようであれば、会社を変えて仕切り直すチャンスでもあります。


    【まとめ】
    今の段階であれば、お金の損をすることなく安全に立ち止まることができます。ご夫婦で「今のうちに気づけて良かった」と前を向いてください。
    まずは一刻も早く、仲介会社の担当者様にお電話かメールでキャンセルの意志をお伝えすることをお勧めします。
    ご相談者様ご夫婦が、心から安心して暮らせる予算のマイホームに出会えるよう、心から応援しております!
    参考になりますと幸いです。

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