不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

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    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/30

    新築マンションの内覧会は、初めてだと何を見れば良いのか分からないですよね。

    まず結論から言うと、「素人だから全部チェックしなきゃいけない」と考える必要はありません。

    新築マンションは、施工会社の自主検査や売主検査など、引渡し前に複数のチェックを受けています。

    そのため、よくインターネットで見かける
    「床の傾きをビー玉で確認する」「壁の傾きを測る」といった話はありますが、
    個人的にはそこに神経を使いすぎる必要はあまりないと思います。

    もちろん重大な施工不良があれば別ですが、通常は専門家による検査も行われていますので、
    内覧会ではもっと分かりやすい部分に目を向ける方が現実的です。

    例えば、

    ・壁紙の傷や剥がれ
    ・フローリングの傷
    ・建具の開閉不良
    ・サッシや窓の動き
    ・収納扉の不具合
    ・キッチンや洗面台の傷
    ・コンセントやスイッチの動作
    ・給排水の確認

    などです。

    特に新築の場合、「性能」よりも「仕上がり」の確認が中心になることが多いです。

    また、内覧会当日に「ここは直してほしい」と伝えることは全く問題ありません。

    むしろそのための内覧会でもあります。

    傷や汚れ、不具合があれば遠慮せず伝えましょう。

    ただし、「これは気になる」と「これは直してもらうべき」は少し分けて考えた方が良いです。

    例えば、

    ・傷がある
    ・建具が閉まりにくい
    ・クロスが浮いている

    こういったものは是正をお願いしやすい内容です。

    一方で、

    ・クロスの継ぎ目がわずかに見える
    ・木材の自然な反り
    ・光の当たり方でしか分からないレベルの微細な傷

    などは、どこまで是正対象になるか判断が分かれることもあります。

    あまり細かい部分まで指摘し始めると、お互いにキリがなくなってしまいます。

    大切なのは、「自分が住み始めた時に気持ちよく生活できる状態か」という視点です。

    内覧会は粗探しをする場ではなく、「引渡し前の最終確認」の場です。

    分からないことがあれば、「これは通常の仕上がりですか?」「是正対象になりますか?」
    と担当者に素直に聞けば大丈夫です。

    良い担当者や施工担当者であれば、その場で丁寧に説明してくれるはずです。

    肩に力を入れすぎず、
    「気になるところは遠慮なく伝える」くらいの気持ちで臨むのがちょうど良いと思います。

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