不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/15

    本田憲司

    不動産売却サポート関西株式会社

    • 40代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    初めまして不動産売却サポート関西の本田 憲司と申します。

    60歳時に住宅ローンの一括繰上げ返済をお考えとの事ですが、民間金融機関の住宅ローンには団体信用生命保険が付帯されており、死亡や重度障害になった際に住宅ローンの残債が生命保険で相殺されます。

    仮に一括返済後の数年内に死亡や重度障害になったとしても一括返済分のお金は返ってこないので、この点も知識としてお持ちください。

    一助になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/13

    月山なつ

    不動産専門家

    • 40代
    • 大阪府
    • 女性
    • 専門家

    ご夫婦で35年の住宅ローンを検討中とのこと、今後の計画やリスクを含めたアドバイスをお伝えいたします。

    住宅ローンの妥当性について:
    1.収支のシミュレーション
    ご夫婦の合計年収は800万円(夫500万円+妻300万円)となり、安定した収入が見込まれます。年間の返済額を年収の20〜25%程度に抑えるのが一般的なので、この範囲内であれば無理なく返済ができると考えられます。

    2.返済計画の確認
    ・月々の返済額:借入金額、金利、返済期間に基づき、月々の返済額を計算します。返済額が家計に無理のない範囲であるか確認しましょう。  
    ・繰り上げ返済:60歳以降の13年間分を繰り上げ返済する計画は理にかなっています。繰り上げ返済により、利息の支払いを大幅に減らすことができます。

    3.緊急資金の確保
    ローン返済だけでなく、緊急時のための予備資金も確保しておくことが重要です。例えば、病気や失業などのリスクに備えるために、生活費の6ヶ月分程度を目安に貯蓄しておくと安心です。

    4.保険の見直し
    生命保険や医療保険の見直しも検討しましょう。特に住宅ローンには団体信用生命保険が付帯されていることが多く、借主が死亡または高度障害になった場合にローンが完済される仕組みがあります。これにより、万が一の際にも安心です。

    住宅購入の妥当性について:
    1.ライフプランの確認
    将来的な収入や支出、教育費、老後の生活費などを含めたライフプランを立てることが重要です。お子様の教育費や、将来的な収入減少のリスクを考慮し、無理のない計画を立てましょう。

    2.マンションの選定
    中古マンションの状態や将来的な修繕費用を考慮し、適切な物件を選ぶことが大切です。物件の立地、周辺環境、管理状態などを十分に確認し、将来的な価値も考慮して選びます。

    3.生活の安定性
     住宅ローンは長期間の返済が伴うため、収入の安定性が重要です。ご夫婦ともにフルタイムで働くことで収入が安定する見込みがある場合は、返済計画も立てやすくなります。

    結論:
    ご夫婦の現在の年収や将来の計画を考慮すると、35年の住宅ローンは無理のない範囲で計画されています。特に、60歳以降の13年間分を繰り上げ返済する計画は妥当です。
    緊急資金の確保や保険の見直しも行い、将来のリスクに備えられると、より安心ではないでしょうか。最終的な決断に際しては、ファイナンシャルプランナーや不動産専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

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