不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/26

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    素人一般人が手を出すにはリスクが大きすぎると思いますし、多分落札できないと思います。競売物件が流行ったのは10年以上前の話です。当時より法令やサポート環境が整った結果、落札価格がかなり上がっています。
    結果として、業者が転売して儲かるかも、程度の額に近づきました。
    また、競売物件には瑕疵保証がありません。落札価格が期待額より低い場合、債務者が自暴自棄になる場合もあります。家をメチャクチャにして出ていっても、誰も補償してくれません。
    そういう事を起こさせないようにするスキルが必要になってくるのです。このように、競売への参加は、全く素人向きではありません。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/26

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    従来競売物件は、専門的な知識を有する不動産業者や投資家などが中心となって競落されていました。現在ほど法整備がなされていらず、一般の方が入札するのはハードルが高かったからです。

    しかし現在は、3点セットをインターネットで確認できるなど競売参加が比較的容易となり、一般の方による入札されることも多くなりました。それにより競落額も上がり、ヘタをすれば市場流通額よりも高値で競落されるケースも確認されます。

    ただし原則として建物内部の状況を確認することはできず、占有者の有無についても現況調査が実施された時点の確認事項ですから現状どのような状態であるか確認するなど、それなりのノウハウは必要です。また、住宅ローンの利用はできるものの納付までの期間は短く、原則としては「開札期日」から約13日後に売却決定期日が開かれ、「売却許可決定」が言い渡されると期限までに代金を納付する必要があります。

    物件調査や住宅ローンの手続きなどに関するリスクを回避したいのであれば、入札前から、競売手続きに精通した不動産業者のサポートを受るほうが無難だと思います。

    以上、参考になれば幸いです。

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