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REAL ESTATE Q&A

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    投稿日
    2019/05/16

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    購入価格が抑えられるので、築年数の古い物件を購入しようと考える方も多いと思いますが、築年数が経過している物件は「設計上の耐震性」が大事なポイントです。

    建物の建築年が1981年より前か後かで、地震による倒壊リスクが違ってくるといわれます。1981年(昭和56年)6月1日に、耐震性に関わる建築基準法の改正が施行されました。この改正で、耐震に対する考えが変わったため、それ以前と以後とでは耐震性のレベルに大きな違いがあります。

    改正前は「震度5」で倒壊しない基準が、改正後は「震度7」で倒壊しない基準に変更されました。そのため改正後の基準で建築されているマンションの方が、耐震性の面で安心です。

    実際に契約して引渡しの後に、知人から1981年よりも前に建てられたマンションは耐震性が低いと聞き、後悔したという方もいます。そうならないために、法律改正後の審査をクリアされてる物件か確認しましょう。

    建築年が確認できないときには、ゆとりをみて1983年以降に完成したマンションを対象にするとよいでしょう。

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