不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 売却
- 50代
- 男性
-
- エリア
- 埼玉県比企郡嵐山町
-
- 投稿日
- 2025/09/24
-
- 更新日
- 2026/04/01
- [2回答]
1060 view
相続住居の売却に関して
妻の両親が住んでいた住居が空家になりました。
相続手続きは済んでおり、売却を検討していたところ、裏に居住する家族から借家でお借りしたいとの相談を受けました。
現在住んでいる場所は離れているため、管理するのも難しい状況なので、なんとか購入していただけたらと思っています。
その場合、不動産屋さんに相談することは可能でしょうか。
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株式会社tentoの金澤と申します。
ご相談内容拝見しました。
奥様のご実家が空き家になり、管理の負担を感じていらっしゃる中での「お隣さんからの相談」。
これは非常に理想的な展開ですね。
見ず知らずの方に売るよりも安心感がありますし、境界トラブルなどのリスクも低いのが一般的です。
結論から申し上げますと、
お相手が決まっている状態でも、不動産会社に「仲介」や「事務手続き」を依頼することはもちろん可能ですし、むしろ強くお勧めします。
【ポイントは2つです】
1. なぜ「個人間売買」ではなくプロを入れるのか
お隣さんという親しい関係だからこそ、お金の話や建物の不具合(雨漏りやシロアリなど)について、直接交渉するのは非常に気まずいものです。
トラブル防止: 「言った・言わない」を防ぐための正確な売買契約書の作成や、境界の確認、瑕疵(かし)担保責任の整理などをプロが肩代わりします。
住宅ローンの利用: お隣さんが購入にあたってローンを組む場合、銀行からは「宅建業者が作成した重要事項説明書」を求められるのが通例です。
2. 「借りたい」を「買いたい」へ繋げる交渉
現在は「借りたい」というご意向とのことですが、管理の難しさや将来の修繕リスクを考えると、売主様としては「売却」がベストですよね。
仲介会社の役割: 「賃貸の場合の修繕負担」と「購入した場合の資産性」を客観的に比較提示してもらい、お隣様に「購入」のメリットを感じてもらう交渉も、不動産会社の得意分野です。
【まとめ】
まずは、信頼できる不動産会社に「買い手候補はいるが、条件交渉と手続きをお願いしたい」と相談してみてください。
遠方にお住まいの売主様にとって、現地の状況に詳しいプロが間に立つことは、何よりの安心材料になるはずです。
ご親族の大切な資産が、良い形で次の方へ引き継がれるよう応援しております!
参考になりますと幸いです。
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相談先を選択してください

奥様のご実家を「賃貸」に出すことは、遠方にお住まいのオーナー様にとってリスクが非常に高いため、早期に不動産会社へ「売却」の相談をされることを強くおすすめいたします。
◆賃貸経営における「所有者責任」のリスク
裏手にお住まいの方が「借りたい」と仰っているとのことですが、賃貸借契約を結ぶということは、相談者様が「賃貸経営者」になることを意味します。この場合には以下のコストとトラブルのリスクを負うことになりますので十分な注意が必要です。
1.修繕義務の負担
建物や付帯設備(給湯器、水道、エアコン等)に不具合が生じた場合、貸主には修繕義務があります。
遠方の物件では業者の手配も難しく、突発的な一時費用の負担は避けられません。
2.債権回収と原状回復の問題
知人や近隣の方であっても、家賃の滞納や退去時の原状回復費用(修繕の範囲)を巡って関係がこじれるケースは後を絶ちません。
一度「住居」として貸し出すと借地借家法により借主の権利が強く守られるため、オーナー側の都合で解約をするだくことは極めて困難になります。
◆不動産会社へ早期相談すべき2つの戦略的理由
管理の負担を切り離し、確実に「売却」へ繋げるためには、プロの介入が不可欠です。
1. 購入待機顧客とのマッチング
不動産会社はそのエリアで「物件が出たらすぐに買いたい」と考えている具体的な顧客リストを抱えていることが多々あります。
裏の方との交渉に時間を費やす前に相談に行くことで、より好条件で即決してくれる買い手とを、公募前にマッチングできる可能性が高まります。
2. 交渉の盾としての活用
裏の方に対し個人で「売りたい」と伝えると角が立つ場合があります。しかしプロ(不動産会社)を介せば「不動産会社の査定の結果、将来の維持管理コストを考慮して売却する方針に決まった」と、客観的な判断として伝えることができます。また不動産会社から裏の方へ「賃貸ではなく購入することで資産として所有するメリット」を提案してもらい、借希望者を買主に転換させる交渉も期待できます。
◆まとめ
相続された大切な資産を負債に変えないためには「管理責任などのリスク」を負わない売却こそが最善の選択です。
まずは実績のある不動産会社へ足を運び、現在の市場価格と抱えている顧客層を確認することから始めてみましょう。それが結果として 裏の方との良好な近隣関係を守ること にも繋がります。