不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/11

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    お子様との新生活、そして転勤先での大きな決断、本当に尊敬いたします。
    そして事前審査の満額通過、おめでとうございます!
    「いつか手放す」ことを前提に、今のうちから出口戦略を考えていらっしゃるのは、資産を守る上で非常に賢明な判断です。


    結論から申し上げますと、
    「駅近ではない物件」は、購入直後の値下がり幅が大きく、ローン残債を下回る(オーバーローン)リスクは確かに高くなります。しかし、購入時に「資産性の維持」を意識した選び方をすれば、そのリスクは十分にコントロール可能です。

    【ポイントは3点です】
    1. 「駅近」でなくても守れる資産価値
    駅からの距離は重要ですが、それ以外にも価値を支える柱があります。
    住環境と教育: ファミリー層に人気の高い小学校区や、生活利便施設(大型スーパーや公園)が整っているエリアは、駅距離をカバーする需要があります。
    管理状態: 築年数が経っても「管理の良さ」は価格に直結します。
    修繕計画がしっかりしているマンションを選びましょう。

    2. 実際、売却時に残債がある人は多いのか?
    実は、「家を売ったお金でローンを完済できない」という方は一定数いらっしゃいます。
    特に「新築」は、鍵を受け取った瞬間に価値が10~20%下がると言われています。頭金を入れずにフルローンで組んだ場合、購入から5〜10年程度は「売値 < 残債」の状態が続くのが一般的です。お子様が高校卒業する頃(10年前後)には、元金が減るため、市場価格と逆転して利益が出るケースが増えてきます。

    3. シミュレーションの考え方
    以下の計算を一度行ってみてください。
    毎月のローン支払い額 + 維持費(管理費等)が、近隣の同条件の「家賃」より安ければ、たとえ売却時に少し持ち出しが出たとしても、トータルの住居費としては「勝ち目」になります。


    【まとめ】
    不安を解消するためには、「10年後にそのエリアの中古物件がいくらで動いているか」を今のうちに調べておくことです。「駅近」で妥協する場合でも、その分「物件の希少性(そのエリアに他にライバルが少ないか)」を重視してみてください。


    大切なお子様との新しい住まいが、心安らぐ場所になると同時に、将来の心強い資産になるよう応援しております!
    参考になりますと幸いです。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする