不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/17

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    ご主人様が個人事業主、奥様が会社員という組み合わせでのペアローンですね。
    結論から申し上げますと、ペアローンを組むことは十分可能ですが、会社員同士のペアローンに比べると、審査のハードルは一段階高くなるのが現実です。
    「年収が安定していれば大丈夫か」という点について、銀行がチェックする具体的なポイントを整理しました。


    1. 審査は何年分遡るのか?
    一般的に、個人事業主の場合は「直近3期分(3年分)」の確定申告書の提出を求められます。
    ここが重要: 3年間の「所得(売上から経費を引いた金額)」が、一度も赤字にならず、かつ安定しているか、右肩上がりであるかが厳しく見られます。
    会社員との違い: 会社員は「額面年収」で見てもらえますが、個人事業主は節税後の「所得金額」で判断されるため、手元の売上が多くても所得を低く申告していると、借入可能額が伸びないという落とし穴があります。


    2. 審査が「厳しくなる」と言われる理由
    銀行は「継続性」を最も重視します。
    所得の波: 1年だけ突出して高くても、翌年が低いと、平均値または「一番低い年の額」で審査されることがあります。
    税金の滞納: 所得税や住民税、社会保険料に1日でも未払い・遅延があると、その時点で審査に落ちる可能性が非常に高くなります。


    3. ペアローンを組む際の戦略
    「個人事業主に厳しい銀行」と「事業内容までしっかり見てくれる銀行」があります。
    地銀・信金の活用: ネット銀行は機械的に「3期分の所得」で弾くことが多いですが、地銀や信用金庫は「事業の将来性」や「奥様の会社員としての属性」を総合的に評価してくれる場合があります。
    フラット35の検討: 民間の銀行が3年分見るのに対し、フラット35は「直近1年分」の所得で審査してくれるケースがあり、独立して間もない場合や、昨年急激に所得が伸びた場合には非常に有力な選択肢になります。


    【まとめ】
    年収(所得)が安定していれば問題ありませんが、ご主人様の「経費を差し引いた後の所得金額」が、希望する借入額に見合っているかをまずは確認してみてください。
    夢のマンション購入に向けて、まずは「直近3年分の確定申告書」をお手元に用意して、金融機関の事前審査で感触を確かめてみることから始めてみませんか。

    納得のいくローン計画が立てられるよう、心から応援しております。
    参考になりますと幸いです。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする