不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/19

    ご要望を踏まえると、
    このケースは「トラブルを避けたいなら隠さない」という考え方が基本になります。

    私であれば、まず管理会社による調査をできるだけ早く進めることをおすすめします。

    現時点では、ご相談者様のお部屋が原因と決まったわけではありません。
    しかし、「下の階から水漏れの指摘を受けていて、現在調査中」という事実は存在しています。

    不動産取引では、原因が確定していない段階でも、
    買主様の判断に影響を与える可能性がある事実については、
    担当者と相談しながら適切に説明したうえで進めることが、安全な取引につながります。

    「まだ分からないから伝えない」という判断は、
    その場では契約に影響しないように思えるかもしれませんが、
    もし後から売主様のお部屋が原因だったことが判明すると、
    「事前に聞いていれば判断が違った」とトラブルになる可能性があります。

    一方で、「現在調査中で、原因はまだ特定されていません」と事実をそのまま説明することは、
    必要以上に不安をあおることではありません。
    誠実に状況を伝える姿勢は、買主様に安心感を持っていただけることも少なくありません。

    また、売却活動を一旦止めるべきかについては、必ずしもそうとは限りません。

    調査にどの程度時間がかかるのか、
    内見や契約の予定がどうなっているのかを担当者と整理しながら進めれば、
    売却活動と並行できるケースも多くあります。

    もし調査の結果、ご相談者様のお部屋が原因だった場合は、
    修理方法や費用負担について管理会社や保険会社と確認し、
    必要な対応を行ったうえで買主様へ説明すれば問題ありません。

    不動産売買では、マイナスになりそうなことを隠すよりも、
    「分かった時点で正確に伝え、きちんと対応している」という姿勢の方が、
    結果的に安心して取引していただけることが多いです。

    ご相談のケースでは、まずは管理会社による調査を急ぎ、
    その経過を担当者と共有しながら、買主様にも事実に基づいて説明していくことが、
    安全で後々のトラブルを防ぎやすい進め方だと思います。

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