不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/24

    ご不安なお気持ちはよく分かります。

    結論から言うと、奨学金の返済も住宅ローン審査では確認されることが一般的です。
    車のローンやその他の借入と同様に、毎月の返済額を含めて返済負担率が判断されるため、
    まったく影響がないとは言えません。

    ただし、今回の内容を見る限りでは、
    毎月1万5,000円を延滞なく返済されているとのことですので、
    それだけで住宅ローン審査が不利になるとは考えなくても大丈夫でしょう。

    一方で、住宅ローンは年収だけでなく、借入希望額や他の借入状況、
    ご勤務先や勤続年数なども含めて総合的に判断されます。
    そのため、
    「奨学金があるから通らない」「完済すれば必ず通る」といった単純なものではありません。

    完済資金に余裕があるのであれば、先に完済することで返済負担率が改善し、
    借入可能額が増えたり、審査で有利に働く可能性はあります。
    ただ、そのために手元の預貯金が大きく減ってしまうのであれば、
    必ずしも完済が正解とは限りません。
    住宅購入後は諸費用や引っ越し費用、家具・家電の購入など、
    想像以上に現金が必要になる場面もあります。

    まずは希望する借入額で現在のまま審査が可能かを金融機関や不動産会社に確認し、
    その結果を見て「完済した方が有利なのか」「このままでも問題ないのか」
    を判断する進め方でも十分間に合うケースは多いです。

    住宅ローンは、無理に借りられる金額ではなく、
    無理なく返し続けられる金額で計画を立てることが何より大切です。
    奨学金だけに目を向けるのではなく、
    ご夫婦のライフプラン全体を踏まえて判断されることをおすすめします。
    そうすれば、購入後も安心して新しい生活を始められると思います。

  • 私が回答します

    福島

    関計株式会社

    • 40代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/29

    ご相談内容拝見いたしました。

    結論から申し上げますと、奨学金は住宅ローンの審査対象(借入可能額に影響する)になりますが、まずは完済せずにそのまま事前審査に申し込むことをおすすめします。

    その理由としては・・・

    1. 奨学金も「返済負担率」の計算に含まれる
    ご不安の通り、奨学金も車のローン等と同じように審査で見られます。金融機関はすべての借入を合わせた「年間返済額」が年収に占める割合を計算するため、毎月1万5,000円の返済がある分、住宅ローンの借入可能額は少なくなります。

    2. 今のままでも審査に通る可能性が十分にある
    借入可能額が減るとはいえ、現在の状況であれば事前審査に通る見込みは高いと考えられます。

    延滞のない実績: ご主人がおっしゃる通り、これまで一度も延滞していないことは金融機関からの信用につながります。

    年収と借入額のバランス: 世帯年収が約850万円(ご主人540万円+奥様310万円)あるため、毎月の奨学金返済があっても、4,900万円の住宅ローンを組める余力は十分にあります。

    3. 「条件付き」になってから完済を検討すればOK
    180万円を今すぐ完済してしまうと、手元の現金が大きく減ってしまいます。現金は住宅購入時の諸費用や急な出費に備えて手元に残しておく方が安心です。

    まずは現在の「奨学金がある状態」で事前審査を受けてみてください。もし金融機関から「希望額を借りるには奨学金の完済が条件です」と言われた場合に、その時点で完済して本審査に進むという手順で全く問題ありません。

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