不動産売却のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/19

    土井 孝幸

    不動産売却サポート関西株式会社

    • 50代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    初めまして。不動産売却サポート関西(株)土井と申します。

    今のマンションに建て替え完了まではお住まいいただく事は可能です。

    ただ、お住替えに関しては資金計画をもとに計画を検討なさることをお勧めします。
    建替時の工務店への着手金や中間金等は建築する工務店により異なりますので、それらの支払い時に預貯金で賄えるかどうか等で流れは変わります。

    融資を受ける必要があるなら先に売却を進める必要がある場合もあるかとは思いますが、お借入れなさる金融機関にもよりますので、建て替えを検討なさる工務店と打ち合わせをなさればと思います。

    参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/13

    月山なつ

    不動産専門家

    • 40代
    • 大阪府
    • 女性
    • 専門家

    ご両親の体調を考慮し、現在住んでいるマンションを売却し、実家の建て替えを検討されている状況について、具体的な流れと詳細なアドバイスをお伝えいたします。

    マンション売却と建て替えの流れ

    ①マンション売却の準備
    1.市場調査と査定
    まずは現在住んでいるマンションの市場価値を確認します。不動産会社に査定を依頼し、適正な売却価格を把握します。
    2.売却活動の開始
    信頼できる不動産会社を選び、売却活動を開始します。物件の写真撮影、広告作成、内見対応などを行います。

    ②実家の建て替え計画
    1.建て替えの目的と要件の確認
    ご両親の体調や今後の生活スタイルに合わせた建て替えの目的と要件を明確にします。バリアフリーや介護設備なども検討します。
    2.建築会社の選定
    信頼できる建築会社を選び、建て替え計画を進めます。建築プランや見積もりを確認し、契約を締結します。

    ③解体と建築のスケジュール
    1.解体工事の準備
    建て替えの前に、既存の建物を解体する必要があります。解体業者を選定し、解体工事のスケジュールを立てます。
    2.建築工事のスケジュール
    解体後、すぐに建築工事が開始できるよう、建築会社と詳細なスケジュールを調整します。

    ④住まいの確保
    1.売却と居住のタイミング調整
    マンションの売却が完了するまで、現在のマンションに住み続けることが可能か、不動産会社と調整します。売却契約時に買主と交渉し、一定期間の居住を認めてもらうことも一つの方法です。
    2.仮住まいの手配
    売却後、建て替えが完了するまでの間、仮住まいを確保する必要があります。賃貸物件や親戚宅など、仮住まいの選択肢を検討します。

    詳細なアドバイス

    1.マンションの売却を先に進めるかどうか
    ・売却のタイミング
    市場が好調な時期に売却を進めることで、より高い価格で売却できる可能性があります。売却活動を開始しつつ、建て替えのスケジュールと合わせて調整します。
    ・居住期間の調整
    売却が完了するまでの間、現在のマンションに住み続けることが可能か、不動産会社と交渉します。売却契約時に買主と一定期間の居住を認めてもらうことで、仮住まいの期間を短縮できます。

    2.解体や建て替え費用の頭金
    ・解体費用の目安
    解体費用は建物の規模や地域によりますが、一般的には100万〜300万円程度が必要です。見積もりを取得し、詳細な費用を把握します。
    ・建て替え費用の頭金
    建築費用の頭金として、全体の20%程度を準備することが一般的です。例えば、建築費用が3000万円の場合、600万円程度の頭金が必要です。
    ・資金計画の立案
    マンションの売却益を頭金や建築費用に充てる計画を立てます。売却代金が入金されるタイミングと建築費用の支払いスケジュールを確認し、無理のない資金計画を作成します。

    3.資金計画とローンの検討
    ・売却益の活用
    マンションの売却益を建て替え費用に充てることで、自己資金の負担を軽減できます。売却益が想定よりも多い場合、建築費用以外にも予備費として確保できます。
    ・住宅ローンの検討
    建て替え費用を賄うための住宅ローンを検討します。借入可能額や返済計画を確認し、無理のない範囲でローンを組むことが重要です。

    4.ライフスタイルと将来の見通し
    ・ライフスタイルの適応
    ご両親の体調や将来的な介護ニーズに対応した住宅設計を考慮します。バリアフリーや省エネ設備など、長期的な住みやすさを重視します。
    ・不動産市況の見通し
    不動産市場の動向や地域の発展状況を確認し、将来的な資産価値の維持や上昇が期待できるかを判断します。専門家の意見や市場レポートを参考にしましょう。

    結論:
    マンションの売却と実家の建て替えをスムーズに進めるためには、各ステップを慎重に計画し、タイミングを調整することが重要です。マンションの売却を先に進めつつ、解体や建て替えの準備を並行して進めることで、無駄のないスケジュールが組めます。

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