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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/02

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    2種類とは「親子ペアローン」と「親子リレーローン」のことですね。

    前者は親子それぞれが住宅ローン契約を結び、後者は親子1本の住宅ローン契約を結び、世代を超えて住宅購入の負担を共有する金融商品です。

    いずれの場合も、返済額と拠出する自己資金の負担割合に応じて共有する持分の割合を決めます。

    大きな違いとしては「返済期間」と「団体信用生命保険」が挙げられます。

    まず、親子ペアローンはそれぞれの収入や信用情報に基づき個別に借入する形で、それを合算することにより単独で借りるより多くの資金を借入できます。団体信用生命保保険については、それぞれの負担額に対して加入できる一方、返済期間はリレーローンと比較して短くなります。

    それに対し親子リレーローンは、親が最初に返済をし、その後子どもが引き継ぐ返済方法です。そのため、対外的には返済をする人は1人であるとみなされます。そのような考え方により団信は原則、子にかけるのが一般的です(ただし、金融機関によっては親子どちらでも団信に加入ができる場合もあります)。

    返済期間と団信、この違いについて理解し最適な選択を検討されると良いでしょう。

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