不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/18

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    まず、60代というご年齢を考えますと、住み替えないという選択肢も残された方がいいのではないかと思います。60代ですと、完済時が90歳代になってくる可能性がありますので、住宅ローンが組みにくくなっています。現金で購入は可能でしょうか。定年近くということであれば、駅近で50平米ぐらいのマンションを購入されるのも良いかと思います。足腰が弱まってきた場合に、階段の上り下りが少なく、各種施設が近い駅近のマンションは有効な選択肢です。新築・中古の価格チェックをしてみてください。
    次に、お住まいの物件の売却価格です。築年数がわかりませんが、お子様と長年お住みだったことを考えると、木造住宅の耐用年数である22年は経過しているのではないかと思います。この耐用年数は減価償却費を計算するために財務省令で定められた数字で、実際の建物としての居住可能年数とは関係ありません。しかし、この年数を基準に融資額等が計算されるため、物件の価値が影響を受けます。この22年を大幅に超過している場合、建物としての価値は小さく、大部分が土地の価格で評価されます。その価格が住み替えの費用や、今後の生活に必要な部分を補えるのであれば、お住み替えは成功に近づくと考えられます。
    また、売却に際して、一括査定や大手の査定額を鵜呑みにしてはいけません。媒介契約獲得のため、高めの評価額を提示することが多いのです。
    また、人は買う経験より売る経験の方が圧倒的に少ないものです。さらに買い手は選択肢がたくさんあるのに対し、売り手は一つの物件しかありません。つまり売り手よりも買い手が優位なのです。よって、仲介に立つ不動産会社は、買い手に対する営業よりも売り手に対する営業を優先しがちです。つまり、海千山千の不動産会社にとって、売り手を説得する方が簡単なのです。大手にはそういう専門部隊が存在します。よって、もっと下げないと売れないですよ、という「営業トーク」には十分気をつけてください。

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/10/27

    島崎湧太

    株式会社ハウジングサクセス

    • 東京都
    • 不動産会社

    現在お住まいの不動産を売却して。というお話だと推察しましたので、まず売却後のお住まいをどうするかということをお考えになる方が良いかと思います。賃貸なのか購入するのかによって住み替え先への必要な資金も大きく変わりますので、賃貸であれば今後の資金を現金で残すということになり、購入ということであればご年齢からすると住宅ローンは基本的には難しいかと思いますので現在の自己資金と売却後の手取り分で購入ということが現実的な案です。住み替え先のプランと査定金額などを比較検討しながら売却するべきなのかどうかという最終的な判断をしていただく流れになるのではないかと思います。

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