不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/22

    ご不安になるお気持ちはすごく分かります。
    荷物が多いお部屋だと、本来見えるはずの床や壁、収納の奥、水回りの状態まで見えないことがあります。

    実際、家具の裏にカビがあった、収納の中に湿気や傷みがあった、退去後に思った以上に床が傷んでいた、ということは中古マンションでは普通にあります。
    なので、「空っぽになった状態を見たい」という考え自体はすごく自然です。
    個人的には、そこまで気になるのであれば、「空いた後にもう一度見たい」「その時に判断したい」
    と伝えて良いと思います。

    それで先に決まってしまったら、それは縁がなかったと考えるくらいでも良いと思います。
    不安を抱えたまま勢いで契約して、後から「やっぱり見えない部分がかなり傷んでいた」となる方がしんどいです。

    ただ、人気物件だと、売主側が「今の状態で判断してほしい」「空くまで待てない」というケースもあります。

    その場合は、契約前にできるだけ確認を増やすしかありません。
    例えば、
    ・大型家具の裏や収納の中を見せてもらう
    ・床の沈みやきしみを確認する
    ・窓際や北側の部屋のカビ臭さを確認する
    ・水回りの下収納を開ける
    ・給排水、換気扇、エアコン、給湯器の動作確認をする
    ・売主に過去の漏水や修繕歴を確認する
    このあたりは最低限見ておいた方が良いと思います。

    また、契約前には設備表や物件状況確認書をしっかり確認した方が良いです。
    設備表には、給湯器やエアコン、水回り設備の有無や故障の有無などが記載されており、後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぐための重要な書類です。

    さらに、引渡し前には再内見をお願いして、空室になった状態で、「設備表通りか」「隠れていた傷みがないか」「収納の中や家具の裏に問題がないか」を確認する流れにしておくと安心です。引渡し前の再内見では、設備の動作確認や設備表との違い、室内の傷みなどを確認するのが一般的です。
    不動産のリアルとして、居住中の物件はどうしても見えない部分があります。

    だからこそ、「見えないから仕方ない」で進めるのではなく、「見えない部分をどう確認するか」を担当者と一緒に整理していくことが大事だと思います。

    もし担当者が「大丈夫ですよ」と軽く流すだけなら少し注意です。
    本当にできる担当なら、「どこまで確認できるか」「どこは売主に聞くべきか」「再内見で何を見るべきか」まで一緒に考えてくれると思います。

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築年数:15年
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管理費・修繕積立金:25,000円/月
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