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REAL ESTATE Q&A

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    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/25

    まず整理すると、現在の状況は少し不思議です。

    事前審査で3,700万円の承認が出ていて、自己資金が600万円とのことですので、
    購入可能額としては4,300万円前後になります。

    一方で購入希望額は4,480万円ですから、現時点では資金計画上180万円不足しています。

    そのため、
    通常であれば仲介会社はこの段階で改めて資金計画を整理し、売主への価格交渉を行うか、
    別の金融機関で再審査を行うかを明確に進めるケースが多いと思います。

    金融機関を変えれば結果が変わる可能性はあります。

    これは事実です。

    銀行ごとに審査基準が異なりますし、合算収入の評価方法や返済負担率の考え方も違います。

    ただし、年収680万円で既に3,700万円という結果が出ている以上、
    どこの銀行でも必ず4,480万円まで承認されるという話ではありません。

    むしろ結果が大きく変わらない可能性も十分あります。

    ですから、他行への再申し込みを試す価値はありますが、
    それだけに期待するのは少し危険だと思います。

    個人的には、この状況であれば価格交渉とローン再審査を同時並行で進めるのが自然な流れです。

    売主が最初は価格変更に応じないと言っていても、状況が変われば話は別です。

    今回は単なる値引き希望ではなく、
    「融資承認額との間に現実的な差額がある」という理由があります。

    その事情を伝えて改めて相談すること自体は珍しいことではありません。

    また、売主側も契約したいのであれば、多少歩み寄る可能性はあります。

    逆に言うと、
    最初の段階で資金計画と価格の整合性が十分確認されていなかったようにも見えます。

    仲介会社としては、「とりあえず申し込みましょう」ではなく、
    「承認額と購入価格の差をどう埋めるのか」を先に整理するべき場面だったかもしれません。

    住宅ローン特約についてですが、これは契約書の内容によって結論が変わります。

    どの金融機関を利用する前提なのか、指定金融機関が記載されているのか、
    申込条件がどうなっているのかで扱いが異なります。

    一般論としては、契約書で定めた条件に従って本審査を行い、
    その結果否決になった場合には手付金返還の対象になることが多いです。

    ただし、
    「別の銀行なら通る可能性がある」という理由だけで特約が使えなくなるわけではありません。

    ここは契約内容の確認が必要です。

    現実的には、まず仲介会社に対して
    「事前審査結果を踏まえた資金計画を改めて整理したい」
    「売主への価格交渉を再度お願いしたい」
    「他行審査を進める場合の見込みを具体的に教えてほしい」
    この3点を確認するのが先だと思います。

    今の段階で悩み続けても、最終的に判断する材料が足りません。

    融資の可能性と価格交渉の可能性を両方確認した上で
    、数字が揃ってから判断するのが一番冷静な進め方だと思います。

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