不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/28

    このご相談については、正解があるというより、
    ご自身がどこまで許容できるかという話になると思います。

    まず、携帯の電波が入りにくい部屋というのは実際に存在します。

    特に低層階で周囲を建物に囲まれていたり、建物の構造や窓ガラスの仕様によっては、
    特定の通信会社だけ電波が弱くなることもあります。

    そのため、担当者の「Wi-Fiを使えば問題ないと思います」という説明も間違いではありませんが、
    在宅勤務が多い方にとってはそれだけで片付けられる問題でもありません。

    購入前にできることとしては、まずご夫婦それぞれの携帯会社で改めて現地確認をすることです。

    可能であれば内見を再度お願いして、通話品質や通信速度を確認してみても良いと思います。

    また、ご利用中の通信会社へ住所を伝えれば、エリア状況を調べてもらえる場合もあります。

    最近はWi-Fi通話に対応している携帯会社も多いため、
    自宅内では問題なく利用できるケースもあります。

    ただし、ご相談者様が気にされているように、
    停電や通信障害時のバックアップとして携帯回線も使いたいのであれば、
    その点は実際に確認しておいた方が安心です。

    資産価値への影響については、ケースバイケースです。

    一般的には「携帯の電波が少し弱い」という理由だけで
    大きく価格が下がることは多くありません。

    ただし、在宅勤務が一般化した現在では、通信環境を重視する購入希望者は増えています。

    そのため、誰が見ても明らかに電波が入らないレベルであれば、
    将来売却時に同じ懸念を持たれる可能性はあります。

    逆に言えば、その点を除けば立地や建物、室内状況に強い魅力があるのであれば、
    大きな問題にならないこともあります。

    個人的には、物件そのものが非常に気に入っているのであれば、
    「携帯の電波だけ」で即見送る段階ではないと思います。

    ただし、在宅勤務で日常的に電話を使うのであれば、
    「たぶん大丈夫だろう」で契約するのも避けたいところです。

    再確認の機会を作り、
    実際の通話状況や通信速度を確かめたうえで判断するのが後悔の少ない進め方だと思います。

    住宅は何年も住むものですので、購入後に変えられない部分については、
    契約前にできる限り確認しておく価値があります。
    今回のケースなら、その「変えられない部分」の一つが通信環境と言えるかもしれません。

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築年数:15年
間取り:3LDK
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管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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