不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/07/03

    ご相談を拝見しました。

    一般媒介であれば、2社に依頼することは可能です。ただし、価格は同一である必要があるため、価格の摺合せ(同一価格での売却)が必須となります。一方で専属、あるいは専任媒介の場合は依頼できるのが1社に限定されるため、夫婦間でどちらに依頼するのか相談される必要があるでしょう。

    法的には、共有名義であっても当人の持分だけなら売却は可能です。しかし、安く買い叩かれる可能性が高まるばかりか、夫婦間のトラブルも懸念されるため、そのような選択はされない方が良いでしょう。

    売却については合意されているのですから、本件では一般媒介で2社に依頼するのが落としどころではないでしょうか。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/03

    共有名義のマンションを売却する場合は、最終的に共有者全員の合意が必要になります。
    どちらか一人だけの判断で売却を進めることはできません。

    なお、ご自身の持分だけを売却すること自体は法律上可能ですが、
    持分だけを購入する方は限られるため、通常は市場価格よりかなり安い金額になることが多く、
    あまりおすすめできる方法ではありません。

    今回のケースで気になるのは査定額の差ですが、査定額が高い会社が良い会社とは限りません。

    査定はあくまでも予想価格ですので、高い査定額を提示して媒介契約を取り、
    その後に価格を下げていく会社もあれば、最初から現実的な価格を提案する会社もあります。

    もし査定額を重視するのであれば、その会社に「この価格以上で売れなかった場合、
    何か責任を負う覚悟がありますか」と聞いてみるのも一つの考え方です。

    査定額に何の責任も伴わないのであれば、高い数字だけを比較してもあまり意味はありません。

    ご夫婦で会社を決めきれないのであれば、一般媒介で両社に依頼して様子を見る方法もあります。

    例えば一定期間販売してみて、その後の報告内容や提案力、販売活動を比較し、
    ご夫婦で納得できる会社に一本化するという進め方も現実的です。

    ただし、「案内件数が多い会社にする」と最初から伝えてしまうのはおすすめできません。
    件数だけを増やすために、本気で購入する意思のないお客様まで案内されることもあるためです。

    それよりも、販売状況をきちんと報告してくれるか、
    価格変更の理由を分かりやすく説明してくれるか、
    今後の販売戦略を具体的に提案してくれるかといった点を比較した方が、
    結果的に納得できる売却につながると思います。

    売却では査定額よりも、最終的にいくらで成約できるかが一番大切です。
    価格だけではなく、担当者の提案力や販売力も含めて、
    ご夫婦で冷静に判断されることをおすすめします。

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