不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

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    森 健美

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/06/28

    ご相談者様

    まず、相続税と売却した際の譲渡税は全く異なります。

    簡単に説明しますと

    ●相続税

    相続の課税価格=相続財産の評価額-基礎控除額

    になります。

    相続税は固定資産税評価証明書(納税通知書等にも記載)の記載額とそれほど大きく変わりません。

    これが基礎控除【3,000万円+600万×(法定相続人の数)】を超えていなければ相続税はかかりません。

    ●売却時の譲渡税

    〇売却時の資料がない場合
    売却価格の5%を取得費としてみなします。

    ■5,000万で売却した場合
    ・取得費 250万
    ・仲介手数料その他費用 約200万
    5,000万-250万-200万=4,550万
    4,550万円に課税されることになります。

    ※対策
    税理士に依頼し取得費を再評価する。

    これがもっとも高い節税方法になります。
    今回のようなケースであれば、相続税の申告から売却時の譲渡税申告まで依頼した方が、
    最も安全で節税できる可能性が高まります。

    また、各種特例の適用可否に関しても専門的なアドバイスが受けられますので、
    結果的に税理士にお金を払ってでも得するケースが多いです。

    この分野に強い税理士法人との提携もしております。
    お気軽にお問い合わせください。

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