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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/09/06

    ご相談を拝見しました。

    一概には言えませんが、設置後年数が経過した太陽光発電はコスト面で不利とマイナスとなる可能性は高いでしょう。光パネルの寿命は20~30年と長い一方、取り付け架台の劣化はそれより短く、またパワーコンディショナーの寿命も10~15年程度です。相談者様のパワコンも、そろそろ交換時期が到来しているのではないでしょうか。

    さらに、売電期間も終了しているでしょうから、発電した電気を有効に消費するためには蓄電池の設置が必要です。一昔前より多少は価格も低くなってきてはいますが、日常生活に役立つ4kw以上の製品は高額です。しかも、蓄電池を新たに設置してもパワコンや太陽光パネルの寿命がすぐにでも訪れるかもしれません。その場合、太陽光パネルの除去費用が必要となります。

    このように、太陽光パネルを設置して恩恵が受けられるのは、主に設置した当人のみとなりがちです。査定のマイナス評価は仕方がないかも知れません。

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