不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/12

    森本 慎也

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    私は札幌市民のため、東京都中野区の詳細についてはお答えできませんが、それ以外の部分についてご回答させていただきます!(大学時代は練馬区上石神井台に在住でした!)

    購入時に重視すべきポイント

    1 相場を把握し、適正価格の物件を選ぶ

    現在は、昔と比べて不動産会社と顧客の間にある情報格差が大きく縮まっています。
    そのため、前もって多くの物件情報に触れ、相場感を養うことが重要です。

    2 資産価値を意識し、立地・管理体制の良いマンションを選ぶ

    将来的に発生する可能性のある「マンションの老朽化に伴う建て替え問題」に備えるべきだと考えています。商業施設の充実度、再開発の進行状況や今後の見込み、ブランドマンションかどうかといった要素を考慮し、資産価値が落ちにくい物件を選びましょう。
    また、立地や管理体制も重要な判断基準になります。

    3 ローンの種類を理解し、将来の金利変動リスクを考慮する

    17年ぶりに金利が上昇し、「金利のある世界」がやってきます。
    変動金利か固定金利かについては、YouTubeやインフルエンサーの間でも賛否両論ありますが、多くの消費者は今後、損得よりも安全安心を選択する方が多くなるのではと思ってます。

    たとえば、ラーメンの価格が1,000円を超える店舗が増えたように、変動金利もいずれどこかのタイミングで一斉に上がるのでは?と思ってます。

    4 エリアの特徴を理解し、生活スタイルに合った場所を選ぶ

    「○○のエリアは安全」「△△のエリアがいいらしい」といった評判を聞いてマンションを購入する方も多いですが、私は一度、そのエリアに実際に賃貸などで住んでみることをおすすめしています。

    不動産の購入は、人生で最大の投資です。
    住む場所や環境が変わることで、日々の生活がより快適になり、気持ちの面でも良い影響を受けることがあります。
    そのため、慎重検討しながらも、前向きに購入を検討してみてはいかがでしょうか。

    5 「迷いの原因」を整理し、納得できるまで情報を集める

    私はお客様に「迷ったら買わない」という判断をおすすめすることが多いですが、例外があります。
    それは 「金額」 と 「直せるもの」 で迷っている場合です。

    「金額が一番大事だろ」と思われるかもしれませんが、実際に「良い」と感じた物件は、想定よりも価格が高くなることが多いものです。
    もちろん、まったく手が届かない価格なら再考が必要ですが、多少の予算オーバーで購入を見送ると、後々後悔するケースもあります。

    また、リフォームや修繕で解決できる要素であれば、それを理由に購入を見送る必要はないかもしれません。

    参考になりましたでしょうか?
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