不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/10/20

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。

    世帯年収1,100万円で6,500万円の住宅ローンを組む計画について
    ご判断に迷われていることと思います。

    結論から申し上げますと、6,500万円のローン自体は「無謀」とは言えません。
    現在の計画が「大丈夫かどうか」を判断するため、客観的な指標とリスク軽減の考え方をコンパクトにまとめました。

    1. 「現在の年収」と「借入額」の客観的指標
    現在の世帯年収を基に考えると、借入額6,500万円は十分射程圏内です。
    審査金利3-3.5%の返済比率でも問題ないものと思います。
    【結論】 現在の「世帯年収」と「ローン借入額」のバランスは、
    客観的な指標からは「無理のない範囲」と判断できます。

    2. ご両親様の懸念の核心とリスク対策
    ご両親様が心配されているのは、奥様の年収が途絶えた場合の「家計の脆弱性」です。
    特に奥様は「すぐ復帰する」ご予定でも、万が一復帰が遅れたり予定通りにいかなかったりする「ワーストケース」に備える必要があります。
    このリスクは、「どのようにローンを組むか」で大きく軽減できるものと思います。

    3. 無謀ではないが、「万が一」に備える
    奥様の復帰の意思が固いのであれば、6,500万円の物件を諦める必要はありません。
    リスクを回避し、ご両親にも安心してもらうため、以下の方法をご検討ください。
    ■収入合算は「最低限の金額」に留める
    夫の単独名義で足りない分だけ、奥様の年収を合算します。
    例えば、夫単独で5,000万円まで組めるなら、残りの1,500万円分だけ奥様の年収を合算する等も良い組み方だと思います。

    ご両親様の懸念は、最悪の事態への備えとして大変重要です。
    現在の計画は「無謀」ではありませんが、ローンの組み方を工夫してリスクヘッジされることをお勧めいたします。

    どのお客様の親御様も最後まで心配をしてくださります。
    もちろん過度な心配もありますが、それも深いお気持ちゆえです。
    皆様にとって気持ちの良いお住み替え、新生活ができますことを心より祈っております。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/10/14

    ご相談を拝見しました。

    仮に審査金利を3%とし、返済期間35年で計算した場合の年間返済額は約300万円です。世帯年収1,100万円に対する返済負担率は約27%となりますので、十分に借入可能な範囲であり、負担率も過剰というほどではありません。しかしながら、収入合算あるいはペアローンの利用が前提となるため、その点をご両親は懸念されているのでしょう。離婚したらどうする、産休後確実に復帰して同様の業務をこなせるとは限らないなど、親としての心配はつきないものです。

    経験則から申し上げれば、住宅を購入したいと相談した際、親御様が両手を挙げて賛成するケースは多くありません。大概は、「まだ早い」、「もう少し後に考えてからの方が良い」と諭します。

    人生の先輩である親御様の意見は斟酌すべきですが、同時に、御夫婦が購入後に後悔しないよう十分に検討する必要があります。何のために住宅を購入するのかを御夫婦で話し合い、最終的な結論を出されると良いでしょう。

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