不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/12/14

    はじめまして、イエステーション博多店・箱崎店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    ご相談有難うございます。結論から言うと、「売却を急ぐ=必ず損をする」わけではありませんが、戦略を誤ると数%〜10%以上安くなる可能性はあります。ただし、半年の猶予があれば十分に“損を抑えて売る”ことは可能です。

    1. なぜ「急ぐと安くなる」と言われるのか

    理由は主に3つあります。
    ① 価格交渉で不利になりやすい
     「早く売りたい」=買主にとっては交渉材料
     値下げ要求を受け入れやすくなる
    ② 値下げの回数・幅が増えやすい
     反響がない → 焦って短期間で値下げ
     市場に「売れ残り感」が出るとさらに不利
    ③ 買取を選ぶと価格差が大きい
     即時買取は、相場の70〜85%程度 が一般的
     仲介との差は数百万円になることも

    2. 実際どの程度の差が出る?
    あくまで目安ですが、よくあるケースです。

    【売却方法と相場の差】
    通常の仲介(6〜9か月):ほぼ相場
    半年以内で計画的に仲介:▲0〜5%
    焦って値下げ:▲5〜10%
    不動産会社の買取:▲15〜30%

    「急ぐこと」より「焦って判断すること」が損につながります。

    3. 半年以内でも損をしにくい売り方(重要)
    ① 最初の価格設定が9割を決める
    高すぎ → 時間ロス → 値下げ
    安すぎ → 最初から損
    ※「相場のやや上」からスタートがベスト

    ② 最初の1〜2か月が勝負
    この期間の反響が最重要
    内覧が入らない → 価格 or 条件を即見直す

    ③ 「〇月までに売る」逆算スケジュール
    [例]
    1か月目:販売開始
    2か月目:反響分析
    3か月目:必要なら価格調整
    4〜5か月目:成約
    6か月目:引渡し
    ⇒期限ギリギリまで動かないのが一番危険です。

    4. 損を避けるためにやるべきこと
    複数社に査定を依頼(価格の根拠を見る)
    「3か月で売れなければ○%下げる」など事前に決める
    買取は最後の保険として考える
    転勤時期に合わせて「引渡し猶予」など条件交渉も検討

    5. まとめ
    急いだから損するのではなく、準備せずに急ぐと損する可能性があります。
    半年あれば、相場に近い価格で売れる可能性は十分あり、
    カギとしては、「初期価格」「最初の2か月」「冷静な判断」だと思います。

    以上、参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    高橋 淳

    株式会社プレシャスホームズ

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/12/14

    お世話になります。
    プレシャスホームズの高橋です。

    販売するエリアや時期にもよりますが、
    概ね3ケ月位、販売期間を取られた方がよろしいかと思います。

    高値追及されるのであれば、半年~1年位取られる方も
    いらっしゃいますが、今の時期であれば、
    どれだけ広告展開をさせるかにもよりますので、
    期間だけでは測れない部分もあります。



    よろしくお願いいたします。

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