不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    酒井香澄

    ミナゴフ不動産

    • 30代
    • 大分県
    • 女性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/12/15

    【今だからこそ「フラット35」で攻めの防御を】

    ご不安な気持ち、痛いほどよく分かります。住宅購入は人生最大の決断の一つですから、日々変わるニュースやSNSの声に翻弄されてしまうのは当然のことです。
    結論から申し上げますと、今、ローンを組むことは決して無謀ではありません。
    ただ、不安を抱えたまま「変動金利」を選ぶことは、今のあなたの家計状況(固定だとギリギリという点)を考えると、精神的にも金銭的にもリスクが高い可能性があります。
    そこでご提案したいのが、ご検討中の中古マンションと非常に相性が良く、今の不安を「安心」に変える住宅金融支援機構の【フラット35】、特に「フラット35リノベ(中古マンションの性能向上)」を活用したプランです。
    なぜこれが今のあなたにとって最適な解決策になるのか、その理由を整理しました。
    1. 「金利上昇の恐怖」から35年間解放される
    SNSで「変動は危険」と言われる最大の理由は、**「将来の返済額が読めないこと」**に尽きます。営業担当者が言う「今はまだ低水準」は事実ですが、「5年後、10年後も低い」とは誰も断言できません。
    もし変動金利で組み、金利が上昇した場合、ギリギリの家計では対応できなくなるリスクがあります。
    一方で**【フラット35】は、借り入れた瞬間に35年間の返済額が確定**します。
    • ニュースに一喜一憂しなくていい: 日銀が利上げしても、あなたの返済額は1円も増えません。
    • 家計管理が圧倒的に楽: 35年後までの住居費が確定するため、教育費や老後資金の計画が立てやすくなります。
    2. 「固定は高い」を覆す、金利引き下げ制度
    「固定金利は月々の返済が重い」と仰っていましたが、ここで重要なのが**【フラット35】の金利引き下げメニュー**です。
    特に中古マンションの場合、**一定の要件(省エネ性や耐震性など)を満たすリフォームを行う(またはリフォーム済みの物件を選ぶ)ことで、「フラット35リノベ」や「フラット35S」**といった優遇制度が使えます。
    これにより、当初5年間〜10年間、金利が大幅に(例:▲0.5%など)引き下げられます。
    • スタートの負担を軽減: お子様の教育費がかかる時期や、生活が落ち着くまでの最初の数年間、変動金利との差をグッと縮めることができます。
    • 質の高い住宅への投資: 金利優遇を受ける条件=「住宅の性能が高い」ということなので、長く快適に住める資産価値の高い家を手に入れることにも繋がります。
    3. 中古マンション+リノベーションという賢い選択
    今回「中古マンション」をご検討中とのことですが、これは非常に賢明な判断です。新築に比べて価格が抑えられる分、その予算をリノベーションに回し、自分好みの住まいを作りつつ、フラット35リノベの要件を満たすことで、金利メリットも享受できるからです。

    ポイント:
    変動金利の低い金利は魅力的ですが、それは「金利上昇リスクをあなたが背負う」ことの対価です。
    フラット35は、そのリスクを国(機構)が引き受けてくれる保険のようなものです。

    今だからこそ「フラット35」で攻めの防御を
    金利上昇局面の今、「固定金利でリスクを遮断」しつつ、「制度を活用して当初の支払いを抑える」方法は、決して無謀ではなく、むしろ**最も理にかなった「攻めの防御」**と言えます。
    「家計がギリギリ」だからこそ、将来支払額が増えるかもしれないギャンブル(変動)ではなく、支払額が変わらない確実性(固定)を選ぶべきです。当初の引き下げ期間中に昇給や家計の見直しを進めれば、将来的な「ギリギリ」も解消していけるはずです。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする