不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/04/11

    ご相談を拝見しました。

    結論から申し上げれば、物件担当者から説明されたように、売買契約を締結する前であれば価格を変更すること自体に制限はありません。しかし、それにより現在検討中の方は離脱し、さらに売出し価格をすぐに引き上げたという事実は、サイト閲覧者などから欲深いといったネガティブな印象を受ける可能性があります。

    経験則から申し上げれば、販売開始時点における初期の熱量を逃すと長期化するケースが多いと感じます。そのため、価格を上げるのではなく値引交渉には一切応じないとするのが、最もスムーズな着地点ではないでしょうか。

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/11

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    売り出した直後の爆発的な反響に、「もっと高く売れたのでは」と欲が出るのは、売主様として非常に自然な心理です。特に、他社からもっと高い査定額を提示されていたのであれば、なおさら後悔したくないですね。
    結論から申し上げますと、法的な制限はありませんが、難易度の高い選択です。


    【ポイントは2つです】
    1. 「おとり広告」のような印象を与えるリスク
    不動産サイトで「この価格なら」と問い合わせた方に対し、内見直前に値上げを伝えると、買主様は「騙された」と感じてしまいます。
    担当者の本音: 仲介会社も「不誠実な売主」というレッテルを貼られるのを恐れるため、販売活動の熱量が下がるリスクがあります。

    2. 「高値査定」の本質を見極める
    契約しなかった会社が提示した高額査定は、本当に「売れる根拠」があったのでしょうか。
    業界の裏側: 契約を取りたいがために、相場を無視した高い数字を出す会社も少なくありません。今の「妥当な金額」だからこそ、これだけの反響(毎日内見)があるのです。少しでも上げると、途端に反響が止まるのが不動産市場のシビアな現実です。


    【まとめ】
    今の状況を「安すぎた」と後悔するのではなく、「一番良い条件の買主様を、複数の候補から選べる贅沢な状況」と捉えてみてはいかがでしょうか。

    価格を上げる代わりに、「現状の価格で、最も手元に残る金額が多くなる条件(リフォーム費用の負担なし、引き渡し時期の相談など)」を、内見に来る方々に競ってもらう方が、結果的に納得感の高い売却になることもございます。


    当社でも業務の中でよくあるケースです。
    ただ、私は査定金額に根拠と自信を持っておりますので(無駄な高値トークはしません)、値上げをしたケースは過去ありませんでした。
    ご担当様と戦略と根拠を改めて打ち合わせても良いかもしれませんね。


    最高のご縁で、気持ちよくお住み替えができるよう心から応援しております。
    参考になりますと幸いです。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/11

    結論から言うと、値上げ自体は可能ですし、ルール上も問題ありません。
    ただ、このタイミングで上げるかどうかは“戦略”の話になります。

    今回の状況、かなり良い初動です。
    反応が多い=
    ・価格が安すぎた可能性
    ・もしくは“ちょうど良い価格”で市場にハマった
    このどちらかです。

    ここで一つ冷静に見ておきたいのが、「今の反応はこの価格だから集まっている」という事実です。

    仮に値上げすると、
    一気に内見数が減る
    検討者の温度感が下がる
    この可能性は普通にあります。

    不動産は「高く出せば高く売れる」ものではなく、“買い手の納得感があるラインで一気に決まる”のが基本です。

    なので、今回のように動いている案件は、その流れを止めない方が結果的に高く売れることも多いです。

    一方で、「じゃあ値上げは絶対ダメか?」というと、そうでもありません。

    例えば、
    ・まだ1件しか内見していない
    ・これから複数組が重なりそう
    ・競合物件と比較しても明らかに安い

    この状況なら、“微調整レベルの値上げ”は戦略としてアリです。

    ただし、ここで一番気をつけたいのはご自身も感じている通り、価格を上げて → 売れず → また下げる(戻す)この動きです。

    これは買い手側や他社の営業からすると、「何がしたいのか分からない売主」「交渉しづらい案件」
    という印象になりやすく、正直ここが一番もったいないです。

    逆に言うと、一度の値上げ自体でイメージが大きく崩れることはほぼありません。
    (事情があっての調整であれば尚更です)

    なので判断軸としてはシンプルで、この価格で“確実に決めにいく”のかもう一段上を“チャレンジする”のかどちらのスタンスでいくかを先に決めることが大事です。

    あと一点、少し踏み込んだ話をすると、他社の「この価格でいけます」という話。

    これは正直、“可能性の話”であって保証ではありません。

    本当にそこに自信があるのであれば、「売れなかった場合どう責任取るのか?」ここまで踏み込んだ話ができるはずです。

    現実的には、高く受託 → 売れない → 値下げ提案
    この流れは業界的にもよくある話です。

    なので今回のケースで一番もったいないのは、“今の良い流れを、自分で崩してしまうこと”

    個人的には、まずはこのまま内見をしっかり回して、複数の反応を見てから判断でも遅くない
    と思います。

    最終的に不動産は、「いくらで売りたいか」ではなく「いくらで買う人が現れるか」ここで決まります。

    その上で、今回のように初動が強い案件は、やり方次第で結果が大きく変わる場面です。

    ほんの少しの判断で、数十万〜数百万変わることも普通にあります。

    焦って上げるのではなく、“今の反応をどう料理するか”に目を向けると、結果はかなり変わってきます。

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直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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