不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/19

    ご相談ありがとうございます。
    まず、媒介から3か月で内見5件というのは、極端に少ない数字ではありません。

    マンション売却で成約までに必要な内見件数は、一般的には6〜10件程度が目安と言われています。3か月〜6か月程度かけて売れるケースも多いので、3か月で5件というのは「全く反響がない」という状態ではありません。

    ただ、個人的には10件前後内見があっても申し込みが入らない場合は、何かしら原因がある可能性が高いと思っています。

    もちろん、1件目で決まることもありますし、20件見ても決まらないこともあります。

    ただ、私自身は一つの目安として、「10件前後見てもらって申し込みが入らない」ここは一度立ち止まって見直す基準にしています。

    なぜかというと、5件内見が入るということは、「立地」「広さ」「価格帯」「広告の見せ方」このあたりは、少なくとも“見に行こう”と思わせる力はあるということだからです。

    逆に、内見までは来るのに決まらない場合は、
    ・実際に見た時の印象
    ・室内の演出や片付け
    ・写真と現地のギャップ
    ・日当たりや眺望
    ・共用部の印象
    ・価格に対する納得感
    このあたりに理由が隠れていることが多いです。

    また、担当者がどこまで内見後の反応を拾えているかもかなり重要です。

    本来は、「価格が少し高く感じた」「室内は良いけど収納が少なかった」「ご主人は前向きだったが奥様が周辺環境を気にしていた」このくらいまで把握して、次にどう改善するかを考えるのが理想です。

    内見後のフォローは、すぐに決めてもらうことだけが目的ではなく、「なぜ決まらなかったのか」
    「次はどう見せるべきか」そのヒントを集めることにも意味があります。

    売却期間についても、一般的には3か月程度で成約が理想と言われますが、実際には6か月くらいまでは十分許容範囲だと思います。特に相続物件は「安くても早く売りたい」のか、「時間がかかっても希望価格を優先したい」のかで戦略が変わります。

    なので、今の段階で慌てて不動産会社を切り替える必要はないと思います。

    ただし、「なぜ5件で決まらないのか」「内見者は何を気にしていたのか」「次に何を変えるべきなのか」ここを担当者がしっかり説明できないのであれば、一度会社変更も含めて検討して良いタイミングかもしれません。

    大事なのは、件数そのものよりも、5件の内見から何を学んで次に活かせているかだと思います。

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/19

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    売り出しから3ヶ月、内見5件という数字……。
    1ヶ月に1〜2件というペースですね。
    初めての売却だと「もっと内見に来るものじゃないの?」と不安になるお気持ち、よく分かります。


    結論から申し上げますと、
    「3ヶ月で5件」という数字は、決して「売れない」レベルの絶望的な数字ではありません。
    ただ、「あと一歩、惜しい」という状態です。

    判断の基準となるポイントを整理しました。
    1. 「3ヶ月で5件」は普通か?
    立地や築年数にもよりますが、一般的には「1ヶ月に2〜3件」、3ヶ月で合計6〜10件程度あると「順調な反響」と考えます。
    5件という数字: 「全く検討されていない」わけではなく、ネットで写真を見て「いいな」と思っている人は確実にいます。SUUMO等の「マイリスト」の数をご担当者様と確認してみてください。潜在顧客の数がわかります。


    2. 「不動産会社」と「価格」どちらに原因があるか
    今の状況を分析する「質問」があります。
    内見した5人の「お断り理由」は何でしたか?
    「室内が汚かった・古かった」 → 価格や会社以前に、ハウスクリーニングや片付けが必要です。
    「日当たりや周辺環境が……」 → これは変えられない条件なので、その分「価格」で調整するしかありません。
    「他と迷って、あっちにした」 → 競合に負けています。価格を少し下げるか、付加価値をつける必要があります。


    3. 不動産会社を切り替えるべきか?
    切り替えを検討する前に、今の担当者に以下のことを確認してみてください。
    今の広告状況: レインズ(業者間サイト)の登録状況や販売図面データの確認、ポータルサイトの掲載状況をチェックしてもらいましょう。明確な答えがすぐ返ってくるはずです。
    広告の更新: 写真は3ヶ月前と同じではありませんか? 季節に合わせた写真に変えたり、キャッチコピーを工夫するだけで反響が変わることもあります。


    【アドバイス】
    「相場とかけ離れていない」と思っていても、3ヶ月決まらないのは、市場から「今の状態なら、あと少し何かが変われば買う」と思われているサインかもしれません。


    まずは今の担当者に「これまでの5件のお断り理由を詳細に分析して、次の1ヶ月で成約させるための具体策(広告変更やプチ修繕など)を出してください」と宿題を出してみてください。
    その提案に納得できなければ、そこが「切り替えのタイミング」です!
    大切に引き継がれたマンションが、良いご縁に恵まれるよう心から応援しております。
    参考になりますと幸いです。

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