不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/05/05

    ご相談を拝見しました。

    同様の現象はよく見られる変化ですが、だからと言って「よくある」との説明で済ませるのは雑な印象を受けます。

    物件は、新規登録した「新着」時に最も注目をあびます。それに物件を探していた層が一斉に反応し、内見希望が多くなるのです。しかし、新着枠から外れると検討済物件としてスルーされるようになっていきます。その結果、それまで活況であった内覧がピタリと止まるのです。

    また、ポータルサイトで見かける販売価格は、あくまで売出希望価格です。最近では都心部などにおいて、販売価格と成約価格にかなりの乖離が生じています。掲載する写真を変えるなどの方法も勘案されますが、閲覧数(PV数)、お気に入り登録数、問い合わせ件数の推移などを勘案して価格調整など、しかるべき措置を講じたほうが良いかもしれません。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/07

    最初にお伝えすると、「急に内覧が止まる」こと自体は確かにあります。

    ただ、担当者の「よくあることです」だけで終わらせる説明は少し雑だと思います。

    売主としては、「なぜ止まったのか」「価格なのか、広告なのか、タイミングなのか」そこを知りたいわけですから、不安になるのは当然です。

    今回の内容を見る限り、むしろ最初の動きがかなり良かった可能性があります。

    個人的な感覚ですが、マンション売却は「3ヶ月で内見10件前後」が一つ申込みの目安になることが多いです。

    もちろん物件や価格帯、エリアによって違いますが、

    * 3ヶ月で0〜2件
    → 価格や条件に課題がある可能性

    * 3ヶ月で10件前後
    → 市場の反応は悪くない

    * 3ヶ月で20件以上
    → 価格が強気すぎない、または人気条件

    こんなイメージを持つことが多いです。

    なので、最初の1ヶ月で毎週内覧が入ったというのは、市場から「見に行ってみたい」と思われる条件ではあるということです。

    逆に言うと、“見たい人”は最初の1ヶ月で一巡しやすいんです。

    特にSUUMOなどは、新着時が一番反応が強く、

    * 新着表示
    * おすすめ表示
    * 条件保存ユーザーへの通知

    などで最初に一気に動きます。

    その初動が落ち着くと、どうしても反響は減ります。

    ただ、その上で大事なのは、「内覧が入ったのに申込みになっていない理由」です。

    ここを担当者が分析しているかがかなり重要です。

    例えば、

    * 写真と現地のギャップ
    * 匂い
    * 日当たり
    * 眺望
    * 管理状態
    * 他物件との比較
    * 価格への微妙な違和感

    こういう“数字に出ない違和感”で止まるケースは本当に多いです。

    逆に、内覧5〜6件入って全員が似た反応なら、価格だけの問題ではない可能性もあります。

    なので今やるべきなのは、「広告を増やすこと」だけではなく、「なぜ決まらないかを整理すること」です。

    担当者に、

    * 内覧者の反応
    * 他比較物件
    * 問い合わせ数推移
    * 保存件数
    * 値下げ競合の有無

    ここを具体的に聞いてみると良いと思います。

    その説明が浅かったり、「様子見ましょう」だけなら、売主として不安になるのは自然です。

    売却って、価格だけではなく、“分析して調整できる担当か”で結果がかなり変わります。

    焦って大幅値下げする段階とも限りませんが、「なぜ止まったか」を言語化できる担当かどうかは、今後かなり大事なポイントだと思います。

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