不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 購入
- 30代
- 女性
-
- エリア
- 東京都中野区
-
- 投稿日
- 2026/05/12
-
- 更新日
- 2026/05/12
- [3回答]
186 view
賃貸派だった友人が次々と家を買っている
私はずっと賃貸派でした。
身軽だし、修繕費もないし、ライフスタイルに合わせて動けると思っていたからです。
でも、この1〜2年で周りの友人が急に家を買い始めました。
しかも、昔は「家なんて負債だよね」と言っていたタイプの人たちです。
最近は飲み会でも、住宅ローンや資産価値の話ばかりです。
一緒にいるうちに、自分だけ取り残されている?感覚になってきました。
今私は婚約者と同棲しており、今年の秋に入籍予定です。
家賃は2DKで15万円なのですが、同じくらいの広さであれば家を買った方がトータル安くなるのでしょうか。
考え方をアップデートした方が良い気がして、相談しました。
-
ぜひ、この機会に考え方をアップデートしてください。
家なんて負債だよね、というのはデフレ時代の話です。現在はすでにインフレ期に突入しています。インフレ期にローンを組んで資産を構築したという時代が日本にもありました。高度成長期からバブル崩壊でデフレに突入した平成初期までです。
ローンはインフレになっても残高が増えることはありませんが、家の資産価値は増大する可能性があります。その差が純資産となります。自宅の家屋部分は時間とともに劣化していきますが、土地は劣化しません。政府目標のインフレ率はおおよそ2%です。年2%が10年続くと1.22倍に膨れます。逆に負債は1.22分の1になります。
ただし、高度成長期と現在の違いがあります。当時と違い、今の日本は地価が上昇している地域とそうでない地域があります。面積比では1/3が上昇している地域だと言われています。残りの2/3の地域では上述の戦略が成立しません。賃貸あるのみです。
不動産は人生最大の買い物であり資産です。ある意味、資産家としての目線が必要になります。アップデートというのは、この資産家としての目線を人生に組み込むことですね。世界が変わって見えますよ。 -
ご結婚を控えた人生の節目に、住まいへの考え方をアップデートされるのは非常に賢明な判断です。
かつて「家は負債」と言われたのは、買った瞬間に価値が下がる物件が多かったからです。
しかし現在は「住居兼資産」と捉える時代に変わりました。
専門家の視点から、後悔しないためのポイントを800文字程度で整理します。
1. 「支払額」だけで判断しないリスク
「家賃15万円」と「ローン返済15万円」を同等に並べるのは禁物です。
購入には、賃貸にはない以下の保有コストが必ず上乗せされます。
◆固定資産税・都市計画税: 毎年発生する税負担です。
◆管理費・修繕積立金: マンションの場合、ローン完済後も一生払い続けます。また、将来的に増額されるリスクも考慮せねばなりません。
◆金利変動リスク: 変動金利を選択した場合、将来の金利上昇が支払額を直撃します。
◆維持メンテナンス費: 突発的な設備の故障や、10〜15年ごとの大規模修繕費用はすべて自己負担です。
そのためトータルでは、月々の支払額にプラス数万円の余裕を見ておく必要があります。
2. 「出口戦略」なき購入は避ける
家を買う際は「一生住む(終の棲家)」か「住み替える」か、どちらのシナリオでも動けるよう出口戦略(売却・賃貸のしやすさ)を想定すべきです。
◆終の棲家のリスク: 30年後のライフスタイルや周辺環境の変化に対応しづらくなります。 建物が老朽化した際、建替えや修繕の意思決定を自分たちで行う重みがあります。
◆住み替えの戦略: 「もし手放す時、ローン残債より高く売れるか」という資産性を重視します。 利便性の高い駅近物件などは価値が落ちにくく、売却益を元手に次の住まいへ移る「身軽な持ち家派」という選択が可能になります。
3. 今後の進め方
ご友人が購入に動いているのは、低金利環境を活かして住居費を「資産形成」に充てようとしているからです。しかし、資産価値の低い物件を勢いで買うのは、まさに「負債」を抱える行為です。
まずは、お二人の将来像(子供の有無や働き方)を共有し、検討エリアの物件が「10年後にいくらで売れるか」という市場調査から始めてみてください。
「安くなるから買う」のではなく、「資産としての価値が残るか」を基準に判断することが、現代における正解への近道です。
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まず、「賃貸が正しい」「購入が正しい」というのは、実際にはありません。
これは本当に、その人のライフプランや価値観、生活スタイルで変わります。
なので、昔は賃貸派だった友人が家を買い始めたからといって、「自分も急がなきゃ」と焦る必要はないと思います。
ただ一方で、ここ数年で購入を考える人が増えたのには理由もあります。
特に東京では、家賃がかなり上がっています。
中野区周辺でも、2DKで15万円前後は今ではそこまで珍しくありません。
そうなると、「毎月15万円を払い続けるなら、購入して資産にした方が良いのでは?」と考える方が増えるのは自然です。
実際、一般的なご家庭で、“今後も長く東京で暮らす予定”で、“無理のない返済計画が組める”のであれば、個人的には購入という選択肢はかなり合理的だと思います。
なぜなら、住宅ローンは終わりがありますが、家賃は基本的に一生続くからです。
しかも、今後家賃が下がる保証もありません。
一方で、購入なら将来的に「住居費がかなり軽くなる」という状態を作れる可能性があります。
ただ、ここで大事なのは、「家賃と同じ支払いだから買った方が得」と単純に考えすぎないことです。
購入には、
・固定資産税
・管理費修繕積立金
・リフォーム費用
・金利変動リスク
・ライフスタイル変化への対応
などもあります。
なので、今の家賃15万円より大きく背伸びして、「せっかくだから月22万円払って良い家を…」となると、話は変わってきます。
それは“得か損か”ではなく、人生全体の余裕に影響してくるからです。
逆に、「今の家賃とそこまで変わらない」「将来設計の中でも無理がない」のであれば、購入のメリットはかなり現実的です。
あと、意外と大事なのが、“どう暮らしたいか”です。
例えば、
・転勤可能性
・子どもの予定
・実家との距離
・在宅勤務
・今後の働き方
この辺で、向いている住まいは変わります。
なので、本当に大事なのは、「賃貸か購入か」ではなく、「自分たち夫婦がどういう生活をしたいか」なんですよね。
そこが整理できると、購入するべきかどうかも自然と見えてきます。
中野区周辺は、エリアごとの価格差や将来性もかなり特徴がありますし、同じ15万円でも、「賃貸の方が合うエリア」「買った方が合理的なエリア」が実は結構分かれます。
なので、焦って結論を出すより、「今の家賃で、どのくらいの物件が現実的に買えるのか」「無理のない返済だとどの価格帯なのか」を一度整理してみると、一気に考えやすくなると思います。
家探しって、物件探しの前に“人生設計”を整理する作業でもあるので、そこをちゃんと考えてくれる担当に出会うことが、実は一番大事だったりします。