不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/08

    まず結論から言うと、ご相談内容だけを見る限り、
    夫38歳・妻36歳・お子様2人というご家族構成であれば、
    「子育て世帯」に該当する可能性は高いと思います。

    ただし、住宅ローン控除は年によって制度内容が変わりますし、
    「子育て世帯だから無条件で○○万円」という単純な制度ではありません。

    ○購入時期
    ○入居時期
    ○住宅の性能
    ○認定住宅かどうか
    などによって控除額や借入限度額が変わります。

    また、ご質問の内容ですが、
    「子育て世帯は借入限度額3,000万円」という理解も少し注意が必要です。

    住宅ローン控除は、「いくら借りられるか」ではなく、
    「いくらまでを控除計算の対象にできるか」という制度です。

    ですので、4,000万円借りても、5,000万円借りても、
    控除計算上の上限が決まっているという考え方になります。

    認定住宅やZEH水準住宅など、住宅性能によっても扱いが変わりますので、
    まずは購入予定の物件がどの区分に該当するかを確認することが大切です。

    私がいつもお客様にお伝えしているのは、税制や金利の制度はもちろん大事ですが、
    それを基準に家を買うかどうかを決めない方が良いということです。

    制度は毎年のように変わります。

    今有利でも数年後には変わることがあります。

    逆に制度を待っているうちに希望の物件がなくなることもあります。

    大事なのは、「控除がいくら受けられるか」よりも、「その家を無理なく購入できるか」です。

    住宅ローンは税金で得するかどうかではなく、ライフプランが成立するかどうかが先です。

    そのうえで使える制度はしっかり使う。

    私はその順番で考える方が失敗が少ないと思っています。

    なお、ご質問の「認定を受けるための手続きがあるのか」については、
    一般的には購入する住宅側が認定住宅や省エネ基準を満たしていることを証明する書類を取得し、確定申告時に提出する流れになります。

    ご自身で子育て世帯の認定申請を行うというより、
    購入する住宅が制度要件を満たしているかを確認するイメージです。

    購入予定が来年とのことですので、
    今の段階ではどのくらいの予算なら無理なく返済できるか、
    どのエリアで探すか、どの住宅性能を求めるかを整理する方が重要だと思います。

    住宅ローン控除はあくまで後押しです。

    家選びは税制ではなく、
    ご家族の生活設計を中心に考えるのが一番後悔の少ない進め方だと思います。

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