不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 売却
- 40代
- 男性
-
- エリア
- 東京都世田谷区
-
- 投稿日
- 2026/07/03
-
- 更新日
- 2026/07/04
- [2回答]
234 view
担当者が買取に誘導してくる
都内のマンションを専任媒介で4,380万円に設定し、A社に依頼しました。
最初の2か月は内覧も数件あったのですが、3か月目に入ったあたりから連絡がほとんど来なくなりました。
こちらから「どうなってますか」と聞いたタイミングで、担当者から「関連会社が買取で3,680万円を提示できます。すぐ決められますよ」と言われました。
仲介手数料もかからないので実質的な手取りはほぼ変わらないと説明されましたが、仲介で売れば得られるはずの手数料収入を自分で捨てて買取を勧めてくる意味がわかりませんでした。
あとでネットで調べると、買取業者への物件紹介で仲介会社が紹介料を受け取る仕組みがあると書いてありました。
この担当者の行動は業法上問題にならないのでしょうか。
-
ご相談を拝見しました。
内覧が入らなくなったタイミングを見計らい、およそ700万円も低い価格での買取を進める……直ちに宅建業法違反に該当するとまでは言えませんが、かなりグレーな方法に見えますね。そもそも、販売価格は近隣相場と比較して妥当だったのでしょうか?
通常、相場よりも高い価格で販売していると勘案すれば、価格調整を提案してくるのが一般的な媒介業者の姿勢です。にもかかわらずそのような提案をせず買取を進めてくる状態であれば、適切な販売努力をしていたかどうかも疑問が残ります。
そもそも、4,380万円で販売できたと仮定した場合の媒介手数料は税込み150万円ほどですから、700万円もの値下げとは大きな隔たりがあります。なのに「実質的な手取りは変わらない」と説明しているのですから、信頼に値しない言動をしているのは確実です。
業法違反を問うのは困難かもしれませんが、相談者様の大切な物件をまかせるに値しない可能性は高いといえるでしょう。買取の提案にはのらず、3か月を過ぎた時点で他の誠意ある媒介業者に依頼しなおされることをお勧めします。
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相談先を選択してください

この内容だけで宅地建物取引業法違反とまでは言えません。
仲介会社が買取という選択肢を提案すること自体は一般的ですし、
関連会社や提携している買取会社を紹介することも認められています。
ただ、今回の経緯を見ると、少し気になる点があります。
最初は仲介で販売していたにもかかわらず、販売活動の報告が少なくなり、
その後に関連会社への買取を勧めているのであれば、
「仲介でできる限り高く売る努力を十分にしてくれたのか」という疑問は持って当然です。
また、「仲介手数料がかからないので手取りはほぼ変わらない」という説明も、
そのまま鵜呑みにするのはおすすめできません。
例えば、仲介で4,380万円近くで売却できる可能性があるのであれば、
仲介手数料を支払っても、買取価格3,680万円との差額を考えると、
手取りがほとんど同じになるケースは通常考えにくいでしょう。
もちろん、実際の手取りは住宅ローンの残債や諸費用、
税金などによって変わりますので一概には言えませんが、
その説明だけで買取を勧めるのであれば、具体的な資金計画を示してもらうべきです。
実は、このように一定期間販売した後で買取を提案されるケースは、
会社の規模に関係なく珍しい話ではありません。
だからこそ大切なのは、
「なぜ仲介では難しいと判断したのか」という根拠を担当者に説明してもらうことです。
これまでの問い合わせ件数や内覧件数、購入申込みの有無、価格に対する市場の反応など、
販売活動の内容を具体的に確認し、そのうえで買取という提案なのかを判断するべきでしょう。
もし説明が曖昧だったり、販売活動の内容が十分に伝わってこないのであれば、
その担当者に任せ続けてよいのかは慎重に考えた方がよいと思います。
買取は早く現金化できるという大きなメリットがありますが、本当にその選択が最善なのかは、
仲介で売却した場合の見込みや手取りを比較したうえで判断することが大切です。