不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/03/29

    奥田 哲央

    不動産工房/株式会社グランクルー

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    現在のご状況におかれまして、大変お困りのこととお察しします。ご夫婦でしっかりと計画を立てていたはずの住宅ローンが、急な収入減少によって困難な状況に直面するのは、誰しもが想定しないことです。以下に、現状に対する対応策と今後の建て直し方をご提案いたします。

    1.収支の見直し
    ・支出の見直し: まずは家計全体を見直し、無駄な支出を削減することが第一です。毎月の生活費やその他の支出項目を細かく把握し、できるだけ固定費を削減しましょう。

    ・生活スタイルの見直し: 現在の収入状況に合わせて生活レベルを調整することも重要です。今のうちにできる範囲で生活の基盤を見直しておくことが、将来の不安を和らげましょう。


    2.住宅ローンの見直し
    ・金利の見直し: 現在の住宅ローンが変動金利であれば、金利が低い時期に固定金利に変更することで、今後の返済額を安定させることが可能です。金融機関に相談し、金利の見直しを検討されてはいかがでしょうか。

    ・返済期間の延長: 返済期間を延長することで、月々の負担を軽減する方法もあります。返済額が無理なく支払えるよう調整することも一つの手です。


    3.売却やリースバックの検討
    ・売却の検討: もしも現在の住居が今後も家計を圧迫し続けるようであれば、思い切って売却を考えることも選択肢の一つです。ただし、売却後に住居をどうするか(賃貸での生活等)についてもしっかりと計画を立てる必要があります。

    ・リースバックの利用: リースバックは、住み続けながら資産を現金化できる手段です。ご自宅を売却して現金化し、その後賃貸で住み続けることが可能な場合もあります。ただし、リースバックを利用する際には、家賃や契約内容について慎重に検討することが重要です。


    4.専門家への相談
    ファイナンシャルプランナーの相談: ご自身の収支や将来の見通しを専門家に相談することも有効です。適切なアドバイスをもとに、より具体的な対策を立てることができるでしょう。


    状況が厳しい中でのローン返済は精神的にも大きな負担となりますが、早期の対応が今後の安定に繋がります。少しずつでも改善策を実行し、計画的に乗り越えていくことが大切です。

    もし、さらに具体的なアドバイスやサポートが必要であれば、いつでもお気軽にご相談ください。
    お悩み解決の一助になれば幸いです。

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