不動産住宅ローンのお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/19

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    相談、拝見しました。

    通常、住宅ローンは原則として住宅+土地が貸付対象となっています。したがって、家具の購入については住宅ローンの対象外とされています。

    例外として新築する際の組込家具は対象等とされますが、それは床暖房や組込式食洗機などと同様、住宅に付随する設備とみなされるからです。

    したがってソファーやベッド、テーブルなどの家具や冷蔵庫等の家電製品は対象外です。

    しかし金融機関によっては、諸費用やリフォーム費用も住宅ローンとして貸付しているところもあります。これらの費用を拡大解釈し、家具等も組込みできるとしているところもありますから、金融機関の担当者はそのような意味で説明したのかも知れません。

    またイオン銀行や一部のネット銀行では、住宅ローン利用者限定ローンとして、家具や家電購入・引越代など実質使途自由の金融商品を提供しているところもあります。厳密に言えば、このローンは住宅ローン利用者限定としているだけで、住宅ローンではありません。したがって金利も、4~8%程度と高く設定されています。

    担当者が貸付できると言っているのならば、法的な問題はありません。しかし、借入条件が異なることがあるので注意が必要です。

    また、家具代金を含めることができるとする住宅ローンは極めて少数ですから、金利や貸付条件については、他行と比較対象して判断する必要があります。

    いずれにしても適正価格以上の融資を受けることになるのですから、今後、物件価格が高騰しない限りオーバーローン(借入額が売却価格を上回る状態)が当面続くことになります。

    それらを注意して検討する必要があるでしょう。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/06/16

    土井 孝幸

    不動産売却サポート関西株式会社

    • 50代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    初めまして。不動産売却サポート関西株式会社の土井と申します。

    住宅ローンに関しては金融機関によって考え方もそれぞれ異なり、各金融機関の判断で融資可能なら法的には問題ないかと思います。
    ただその場合は金利が上がる場合もありますので、金利についてはご確認ください。
    融資可能額に関しても金融機関によって基準が異なりますので、直接相談してみてはいかがでしょうか。

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