不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/06/23

    土井 孝幸

    不動産売却サポート関西株式会社

    • 50代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    初めまして。不動産売却サポート関西株式会社土井と申します。

    不動産価格高騰により、希望エリアでの不動産購入に際し毎月の負担額が大きくなってしまい、何とかならないかと皆様悩まれておられます。

    メリット
    毎月の返済額を抑えることができる事です。
    最近の住宅ローンにはガン特約や三大疾病付き特約など金利上乗せ無しでご利用いただける金融機関も増えて、ローン期間中の生命保険的な意味合いもあるのでこちらも保険期間が長くなればメリットと言えるかもしれません。
    長期お借入れの場合は短期でお借入れなさるより金利上昇時においても毎月のご負担額増は抑えられます。

    デメリット
    期間が長くなれば利息負担額が増えます。

    住宅ローンは一部繰り上げ返済はネットバンキングであれば手数料無料でできる金融機関が大半ですので、長期でお借り頂き、少し余裕があれば数年に一回繰り上げ返済していくようにすれば、長期でお借入れなさっても期間を早めたり毎月のご負担額を下げたりできますので良いと思います。

    不動産はエリアと価格は比例していることが多いです。
    どうしてもお住まいになられたい物件の購入に際し、住宅ローンは期間にこだわらず無理のない範囲に毎月のご負担額抑えてご購入になれ良いと思います。

    参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/06/20

    渥美誠

    不動産専門家

    • 40代
    • 愛知県
    • 男性
    • 専門家

    マンションは価格が高くなってきており、月々の負担が大きくなりがちですので、対策を講じていきたいところですよね。

    結論からいうと、数年後に売却する見込みなのであれば、40年ローンで月々返済を抑えるのはいい方法です。

    ただし、以下の点にはご注意ください。

    ・返済期間が長くなればなるほど利息が大きくなる
    ・点変動金利で借りた後に急激な金利上昇が起きると返済しても元金がまったく減らない
    ・フルローンで借りない

    数年で売却されるのであればいいのですが、何十年と所有すると金利の積み重ねが多くなって支払いが増えてしまいます。

    また、変動金利は金利が上昇すると、返済額が変わらないとしても、返済額に内訳が変わります。金利が上昇すると、利息の額が増えて元金の額が減って、返しても返しても元金が減りません。

    そして、一番の注意点はフルローンで借りた場合でしょう。

    40年ローンは返済額を抑えられるものの、返済総額がなかなか減っていきません。もし売却するときに、売却相場よりもローンの残債額が上回っていた場合、オーバーローンになってしまうケースもあるでしょう。

    オーバーローンになると、売却しても残ってしまうローンの部分を現金で返すか、住み替えローンを利用して返済するかなどの問題が発生します。当然ながら、差額分の現金が用意できない場合、次の住まいが賃貸の場合はオーバーローンのマンションを売れないことになってしまいます。

    フルローンで購入したマンションの価値の下がり幅が大きいと、簡単にオーバーローンになるため注意しなければなりません。

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