不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/06/22

    ご相談拝見いたしました。

    今後の主な選択肢について考えてみました。
    ※私も別の専門家様と同じく①をお勧めします。初期費用等を考えると

    ① 建物付きで売却
    ・築年数が古くても、リフォーム用・DIY用として購入希望が出る可能性あり。
    ・売主の土地・建物の契約不適合責任を免責としましょう。買主様によっては解体費用を負担せずに済むケースなどもおります。

    ② 更地にして売却
    ・ 売れやすくなることもあるが、持ち出しの解体費用や固定資産税の増額(住宅用特例の解除)に注意

    ③ 買取業者にまとめて売却
    ・解体不要で、荷物等をそのまま現状渡しが可能(1番楽)
    ・相場より安くなる傾向(価格や売却条件の妥当性をしっかりと推し量る必要性がある)

    ④ 子どもが相続後に売却
    ・今すぐ売らず、将来的に処分を検討
    ・固定資産税や管理コストが継続発生するため注意


    【高齢の親御様が売主様になる場合の注意点】

    ・契約時に判断能力があるか(認知症等)を確認
     → 場合により医師の診断書や成年後見制度の検討を
    ・遠隔地からの手続きサポートに備え、委任状の用意や司法書士・不動産会社選びが重要
    ・施設入居後の住所変更や郵便物管理なども事前に整理と準備を




    ご実家の処分は、親御様の意思を尊重しながら、手間や費用、将来の相続まで見据えて進めることが大切です。

    すでにご対応済みかもしれませんが、建物付きでの売却や買取業者の活用など、無理のない方法を検討し、早めに地元の信頼できる不動産会社や専門家に相談を始めましょう。

    ご参考となれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/05/17

    ご相談を拝見しました。

    まず、「更地にして売る」のは一つの選択肢ですが、解体費用(数百万円)を先に負担する必要があります。そのため、「古家付き土地」としてそのまま売ることも検討されたほうが良いでしょう。

    購入者が大規模修繕を実施して居住したり、投資家が賃貸物件として活用したりする可能性が十分にあるからです。ただし、築45年とのことですから、契約不適合責任は免責としたほうが良いでしょう。また、査定は1社ではなく複数社に依頼して、最終的な委託先を選択されるようにお勧めします。

    さらに、高齢である両親が売主とのことですから、万が一にも不利益を受けることがないよう積極的に関与されることをお勧めします。その際、代理人として発言できるよう、ご両親からの委任状を準備しておくと実務がスムーズです。

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