不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/06/16

    ご相談拝見しました。

    ご実家マンションについて、空き家のまま維持費がかさみ、将来の扱いにお悩みとのこと、よく分かります。

    ご負担を減らすために、今取れる選択肢を改めて整理してみましょう。


    【現在の選択肢】

    ① 売却の再検討
    築古でも「価格設定」「広告戦略」「ターゲット層」の見直しで売却できる可能性は十分あります。
    特に近年は“リノベ素材”としての需要もあり、見せ方次第です。

    ② 一時的な賃貸活用
    あまり本位ではないかと思いますが、定期借家など条件を限定すれば、心理的・実務的な負担を抑えて貸し出すことも可能です。※室内の現況次第では、当然、ご希望条件での賃貸は難しいかもしれません。

    ③ 行政支援の活用
    行政の空き家バンクや補助制度など、費用負担を軽くする公的支援の活用も一案です。残念ながら現時点で横浜市においては空き家バンクをネットから登録することはできないようですが、横浜市が指定する民間事業者等へ相談することは可能なようです。

    https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/jutaku/sien/akiya/katsuyou.html?utm_source=chatgpt.com


    【次の一歩:売却活動の振り返り】

    過去に売却を試みて難しかったとのことですが、

    •価格は相場と合っていたか?
    •ターゲット層に合った見せ方だったか?
    •媒介契約の形態や不動産会社の実力は?
    •広告活動や販売活動は適切だったか


    こうした点を見直すことで、改善できる余地が見つかることがよくあります。



    「手放したい」という思いを実現するには、
    一度立ち止まり、売却活動を戦略的に再構築することが重要です。

    信頼できる不動産会社と再度相談のうえ、改めて動き出すタイミングとしてはいかがでしょうか。もちろん、弊社ではサポートに入ることもできます!

    少しでもご参考になれば幸いです。

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